...雨夜のしなさだめ...
芥川龍之介 「好色」
...雨夜(あまよ)の品定(しなさだめ)に現われた女らしい論理が...
上田敏 「『新訳源氏物語』初版の序」
...客の品評(しなさだめ)などをし合っていた...
徳田秋声 「足迹」
...柄(がら)の品評(しなさだめ)をしたりしたが...
徳田秋声 「あらくれ」
...新橋芸者の品定(しなさだめ)にもすぐと一流二流の差別をつけるはまだしも忍ぶべし...
永井荷風 「桑中喜語」
...品評(しなさだめ)をしていたのがこの時...
中里介山 「大菩薩峠」
...斎藤の三道場の品評(しなさだめ)をしたがるが...
中里介山 「大菩薩峠」
...あけすけな言葉で客のしなさだめをしては笑うのである...
山本周五郎 「契りきぬ」
...何の品評(しなさだめ)をしているのか...
吉川英治 「日本名婦伝」
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