...しかし倉地はああいうしたたか者だ...
有島武郎 「或る女」
...どこかしたたかな感じがするのも...
梅崎春生 「Sの背中」
...したたかに瞼に滲(し)みわたった...
梅崎春生 「桜島」
...助役が急にキッとなって吉岡の肩先をしたたかにこ突いたんです...
大阪圭吉 「とむらい機関車」
...「前の車屋の親方が聞いて来てくれたよ、お前が出しぬけに引越したものだから、俺、お大師(だいし)さんから帰ってまごまごしてると、車屋の親方が来て、お前さんとこの息子は、とんでもねえ奴(やつ)だ、親を棄(す)てて逃げるなんて、警察へ云ってくが宜(い)い、俺がいっしょに往いてやろうと云うから、俺がそいつはいけねえ、あれもこれまで商売してて、旨く往かなかったから、都合があって引越したのだ、そいつはいけねえと断ったよ」「あたりまえよ、不景気で借金が出来たから、ちょと逃げてるのだ、警察なんか怖(こわ)いものか」「そうとも、そうとも、だから俺、あの親方が、家へ来いと云ってくれたが往かなかったよ」「よけいなおせっかいだ」「そうとも、俺は癪(しゃく)にさわったよ、お前さんとこの息子もいけないが、あの女がいけねえのだ、ちゃぶ屋を渡り歩いた、したたかものだ、とっさんが傍にいると……」父親のほうはよう見ずに紅(あか)い手柄(てがら)をかけた結(ゆ)いたての円髷(まるまげ)の一方を見せながら、火鉢(ひばち)の火を見ていた女が怒りだした...
田中貢太郎 「藍瓶」
...某日(あるひ)例によってしたたか酒を飲んで帰って来た...
田中貢太郎 「火傷した神様」
...したたか襟元(えりもと)に冷たいしぶきを受けた幸子は...
谷崎潤一郎 「細雪」
...血はさっとほとばしりてしたたかに武男がズボンにかかりぬ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...したたか酔っていた...
豊島与志雄 「擬体」
...なかなかのしたたか者だと思わないわけにはゆきません...
中里介山 「大菩薩峠」
...したたかに大地へ打ちつけました...
中里介山 「大菩薩峠」
...したたかに軽格の眉間(みけん)をナグリつけました...
中里介山 「大菩薩峠」
...ことにその晩はしたたかに飲んだ...
夏目漱石 「それから」
...したたかに音松の頬に鳴りました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...したたか金切声をあげることになったのである...
久生十蘭 「魔都」
...ところが対手は運わるく中学時代から硬派の青年で腕にもしたたか覚えのあるY君である...
森於菟 「屍体異変」
...馬をはなせ!」鐙(あぶみ)をなげて馬の口取をしたたかに蹴る...
山本周五郎 「死處」
...したたかに弦之丞のために投げつけられたことは...
吉川英治 「鳴門秘帖」
ランダム例文:
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
- 陸上競技選手の広中璃梨佳さん: 国内屈指の長距離ランナーで、日本郵政からユニクロへ移籍。 🏃♀️
- 女優の篠田麻里子さん: 元AKB48メンバーが再婚を発表しました。 💍
- 歌手の川村壱馬さん: 精神面の不調からの療養を経て、段階的にTHE RAMPAGEの活動を再開する 🎤
時事ニュース漢字 📺
