...今日も繁昌致しおります...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...その「俳諧」の中に含まれた「さび」や「しおり」を白日の明るみに引きずり出してすみからすみまで注釈し敷衍(ふえん)することは曲斎的なるドイツ人の仕事であったのである...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...修理儀も人数に加わり出張致しおり候に付き...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...栞(しおり)代りに撒(ま)いたように...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...髪がグッショリと濡れしおり...
久生十蘭 「肌色の月」
...歌よみどもはいたく調ということを誤解致居(いたしおり)候...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...一句にしおりあるように作すべし」といえるもこの間の消息を解すべきものあり...
正岡子規 「俳人蕪村」
...カリフォルニアの巨柏(ビグトリー)など抜群の注意して保存しおり...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...柴折戸(しおりど)のような一枚の扉(とびら)を取り付けた門を這入ると...
森鴎外 「カズイスチカ」
...仙台にはまた「八橋織(やつはしおり)」の名が聞えます...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...是(これ)からは子安という名を栞(しおり)にして...
柳田国男 「海上の道」
...例の『和訓栞(わくんのしおり)』の増補語林には...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...その時の時刻七時四十一分を示しおり...
夢野久作 「暗黒公使」
...或る危機の最高潮に瀕(ひん)しおりたるものなる事...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...小六も申しおりました」「なんと」「命は助けられたが...
吉川英治 「私本太平記」
...口ぐせに申しおりますわい」聟とは...
吉川英治 「新書太閤記」
...前号の栞(しおり)にも書いたし...
吉川英治 「随筆 新平家」
...柴折(しおり)を開けて中へはいると...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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