...青の国山こえて夏は来ぬ――さくら色うすべにや羅(ら)の裾の『春』の跡追ふ若武士の太刀姿さなりその...
石川啄木 「閑天地」
...そのさくら色をした歯痒いほど美しい頬の蒼ざめるのを傲然と眺めたり...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...さくら色のちごは百人一 天からおづるちよ硯水(すずりみず)...
柳田国男 「遠野物語」
...さくら色した肉附(にくづき)に...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
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