...かえって宝井宗賀(たからいそうが)と云う御坊主(ごぼうず)のために...
芥川龍之介 「忠義」
...恵心(えしん)の御房(ごぼう)も...
芥川龍之介 「道祖問答」
...『御坊(ごぼう)には珍しい早起きでござるな...
芥川龍之介 「竜」
...それを封筒に容れて表に津寺方丈(つでらほうじょう)御房(ごぼう)と書き...
田中貢太郎 「海神に祈る」
...牛蒡締(ごぼうじめ)や輪飾が束(つか)ねられてあったりした...
徳田秋声 「あらくれ」
...籬の蕁麻(いらくさ)や山牛蒡(やまごぼう)の中に眠っているリザヴェータの姿を見つけたというわけである...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...さうすつと割(わり)の善(え)えもんだな」各自(てんで)にさういつて居(ゐ)ると「能(よ)く牛蒡(ごぼう)は保(も)たせたつけな」といふものがあつた...
長塚節 「土」
...」常念御坊(じょうねんごぼう)は...
新美南吉 「のら犬」
...白茶地に牛房縞(ごぼうじま)の裏柳葉色(うらやなぎはいろ)を曇らせている...
広津柳浪 「今戸心中」
...蓮根(れんこん)や牛蒡(ごぼう)を抱(かか)えて現れ...
牧野信一 「吊籠と月光と」
...泣く丈(だ)け泣いたごぼうは...
村山籌子 「ゴボウ君と大根君」
...ごぼうも仕方なく 自分の部屋へ行つて 眠つてしまひました...
村山籌子 「ゴボウ君と大根君」
...之(これ)が代りにごぼうを入れ「これでよく似合う」とそらうそぶきし事...
山本周五郎 「百足ちがい」
...笹がき牛蒡(ごぼう)を作って泥鰌を鍋(なべ)に入れ...
山本周五郎 「柳橋物語」
...牛蒡(ごぼう)や人参(にんじん)や...
横光利一 「洋灯」
...三国(みくに)の園阿御房(えんあごぼう)を訪ねてみよう」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...自分の菜園で作った芋(いも)や人参(にんじん)牛蒡(ごぼう)をくくりつけて来て...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...四「どうじゃ盛綱どの……いや光実御房(こうじつごぼう)...
吉川英治 「親鸞」
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