...いやしくもわが国において印刷になった練習問題なら...
海野十三 「新学期行進曲」
...いやしくも物の影の映る所には...
江戸川乱歩 「双生児」
...人がいやしくも彼らの學説を理解する以上...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...いやしくも有識の士たる以上はぜひともトゥールキン一家と交際を結ばなくてはいかん...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「イオーヌィチ」
...いやしくも有為の志あるものはいずくんぞその眼孔を官途の一辺に注がざるを得んや...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...いやしくも民間の境遇にしてこれらの人々の位地をば政府の官吏と同等同地位に立たしむるの域に進まざるよりは...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...いやしくも徳義の基礎によりて立つにあらざるよりは国民の永久不滅なる隆盛繁栄は決して望むべからざることを...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...それから事いやしくも義士に関するのだから...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...いやしくもこの二種類の活力が上代から今に至る長い時間に工夫し得た結果として昔よりも生活が楽になっていなければならないはずであります...
夏目漱石 「現代日本の開化」
...いやしくも彼が位にある間だけ)の身心状態を...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...ただいやしくも免(まぬ)かれんとする料簡(りょうけん)で行った...
夏目漱石 「門」
...いやしくもそれが実在界と考えられるかぎり...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...いやしくもいずれかの主義を抱いた者は...
新渡戸稲造 「自警録」
...いやしくも人生の最大事業をおこなう男女当事者が初対面とは――無智蒙昧(もうまい)な親に...
長谷川時雨 「九条武子」
...いやしくも佐官級の人物に楯つくなどという場面は絶対にいけないという考えを持っていた...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「鼻」
...ビンセント氏がいやしくも嘘をつかれても...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...だがいやしくも徳高く勇気ある帝王であるならば...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...いやしくも法縄(ほうじょう)を飾り物にはしていない...
吉川英治 「新書太閤記」
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