...腿(もも)も半分がたは隠れてゐる...
芥川龍之介 「続野人生計事」
...腰や腿の痛みに堪えかねて...
魯迅 井上紅梅訳 「不周山」
...太腿(ふともも)のあたりから抜けた4……と見えたが...
海野十三 「独本土上陸作戦」
...右前大腿部(だいたいぶ)...
江戸川乱歩 「悪霊」
...私はこんな腿に負傷をしている大分年とった水夫なんぞに負けるものかと思った...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...そっと何か取り出して俺の腿(もも)に置いた...
高見順 「いやな感じ」
...腿の傷は極めて鋭い兇器でやられたらしく...
コナンドイル Conan Doyle 三上於莵吉訳 「白銀の失踪」
...自分の右足の太腿(ふともも)を縛ると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...仏の腿(もも)の繃帯まで解いて見たんだそうだが...
野村胡堂 「呪の金剛石」
...腿(もも)まで雪にぬかって見まわすのである...
本庄陸男 「石狩川」
...(c)なぜその太腿(ふともも)の値をもって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...かえす太刀で太腿(ふともも)を薙(な)いでいた...
山本周五郎 「城を守る者」
...相手は太腿を斬られているためか...
山本周五郎 「風流太平記」
...一と矢といっても腿(もも)の皮を貫いただけさ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...彼は高腿の刺傷が烈しく痛んで起てず...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...山口猿夫(さるお)(十七)は左脚の大腿部を骨折し人事不省に陥っている...
夢野久作 「衝突心理」
...腿の辺まで下りて来て...
蘭郁二郎 「足の裏」
...ふっくりとした白い腿だった――...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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