例文・使い方一覧でみる「いちべつ」の意味
スポンサーリンク...ただ通りがかりの人の気まぐれな一瞥（いちべつ）をとらえるだけのことしかできないのだ... 
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「ウェストミンスター寺院」
...この事実を知る為には芭蕉の付け合を一瞥（いちべつ）すれば好い...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...この上なく詩的な霊的な一瞥（いちべつ）を受け取ったようにも思うのだろう...
有島武郎 「或る女」
...最後の一瞥（いちべつ）を長い間の昵懇（なじみ）だつた大地の上に投げた...
薄田泣菫 「春の賦」
...最初一瞥（いちべつ）して寛永と見たが...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...じろり一瞥（いちべつ）を台の上の物にくれて...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...われわれは既に一瞥（いちべつ）を与えた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...やはりそんな一瞥（いちべつ）を与えたことだろう...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ただ一瞥（いちべつ）のうちに互いに接し互いに混和すべきものであった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...警視総監閣下の一瞥（いちべつ）せられんことを願う...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...一瞥（いちべつ）の迅（と）きうちに...
夏目漱石 「思い出す事など」
...しかしそれは自分のもっている技巧のどうする事もできない高い源からこの一瞥（いちべつ）が突如として閃（ひら）めいてしまった後であった...
夏目漱石 「明暗」
...一瞥（いちべつ）すると...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...四国を一瞥（いちべつ）し...
柳宗悦 「現在の日本民窯」
...ぎょろと一瞥（いちべつ）をそそぎ合って...
吉川英治 「私本太平記」
...一瞥（いちべつ）いたすに...
吉川英治 「新書太閤記」
...一瞥（いちべつ）して...
吉川英治 「親鸞」
...一瞥（いちべつ）をくれただけで...
吉川英治 「平の将門」
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