...健は待つてましたと言はぬ許りに急に難(むづか)しい顏をして、霎時(しばし)、昵と校長の揉手をしてゐるその手を見てゐた...
石川啄木 「足跡」
...霎時(しばらく)経つと眩(まぶし)い光に眼が疲れてか...
石川啄木 「赤痢」
...霎時(しばらく)して...
石川啄木 「葬列」
...較々(やゝ)霎時(しばし)して...
石川啄木 「葬列」
...信吾は霎時(しばらく)庭を眺めてゐたが...
石川啄木 「鳥影」
...――霎時(しばし)の間何の物音もしない...
石川啄木 「鳥影」
...」といふ考へが霎時(しばし)胸に亂れた...
石川啄木 「鳥影」
...富江の聲が霎時(しばらく)聞えてゐたが...
石川啄木 「鳥影」
...彼は裏口からつて霎時(しばらく)お利代と話した...
石川啄木 「鳥影」
...立つた儘霎時(しばらく)火の無い煖爐(ストーブ)を見て居たが...
石川啄木 「病院の窓」
...文角は霎時(しばし)と押し止(とど)め...
巌谷小波 「こがね丸」
...それよりは今霎時...
巌谷小波 「こがね丸」
...霎時(しばし)の暇賜はりて……」ト...
巌谷小波 「こがね丸」
...霎時(しばし)彳(たたず)みける処に...
巌谷小波 「こがね丸」
...這奴(しゃつ)が命は今霎時(しばし)...
巌谷小波 「こがね丸」
...天色(てんしよく)霎(せふ/\)として日の光(ひかり)を看(み)ざる事連日(れんじつ)是雪の意(もよほし)也...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...霎時(しばらく)するとビアトレスが扉をあけて入ってきた...
松本泰 「P丘の殺人事件」
...どうしても致し方ありません」坂口はその儘俯向(うつむ)いてしまったが霎時すると顔を上げて...
松本泰 「P丘の殺人事件」
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