例文・使い方一覧でみる「酬いる」の意味


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...諸兄の友誼に酬いるで厶ろう...   諸兄の友誼に酬いるで厶ろうの読み方
海野十三 「くろがね天狗」

...血の涙が零(こぼ)れましても何を一つ酬いることもできぬ身の上です...   血の涙が零れましても何を一つ酬いることもできぬ身の上ですの読み方
橘外男 「ナリン殿下への回想」

...この庇護に酬いるに多少の阿諛をもってしたことは...   この庇護に酬いるに多少の阿諛をもってしたことはの読み方
辰野隆 「芸術統制是非」

...固より大いに酬いる所があつたが...   固より大いに酬いる所があつたがの読み方
中島敦 「盈虚」

...又聞(またぎき)のくせに」と一矢酬いる所なのだが...   又聞のくせに」と一矢酬いる所なのだがの読み方
中島敦 「虎狩」

...己の浮気に夫が当然浮気を以て酬いるであろうことを極度に恐れたのである...   己の浮気に夫が当然浮気を以て酬いるであろうことを極度に恐れたのであるの読み方
中島敦 「南島譚」

...地下に霊力あるを思はざるを得ず」示即ち社朮を地祇として「本に報い始に酬いるの情」を現わした...   地下に霊力あるを思はざるを得ず」示即ち社朮を地祇として「本に報い始に酬いるの情」を現わしたの読み方
中谷宇吉郎 「露伴先生と科学」

...娘の怨みを酬いる気になったんだ...   娘の怨みを酬いる気になったんだの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...何が入用だ」「私の手柄に酬いて下さるでしょうね」「それは酬いる...   何が入用だ」「私の手柄に酬いて下さるでしょうね」「それは酬いるの読み方
野村胡堂 「葬送行進曲」

...灰色の雨 しぶく雨降る雨 たゞ地に降りそゝぐ雨ひとに酬いる雨の山道何處からか都會の風説を傳へて降る雨かつこうが啼き羊齒に光る銀色の雨鋸型の山の彼方に昏く浮ぶ虹哀しく心ゆすぶる雨...   灰色の雨 しぶく雨降る雨 たゞ地に降りそゝぐ雨ひとに酬いる雨の山道何處からか都會の風説を傳へて降る雨かつこうが啼き羊齒に光る銀色の雨鋸型の山の彼方に昏く浮ぶ虹哀しく心ゆすぶる雨の読み方
林芙美子 「屋久島紀行」

...いささかながら酬いることが出来たことがせめてもの心やりだった...   いささかながら酬いることが出来たことがせめてもの心やりだったの読み方
久生十蘭 「墓地展望亭」

...されば官吏が職を勤むるの労に酬いるには月給をもってし...   されば官吏が職を勤むるの労に酬いるには月給をもってしの読み方
福沢諭吉 「学問の独立」

...その努力に酬いるよろこびの垂穂として...   その努力に酬いるよろこびの垂穂としての読み方
宮本百合子 「美しく豊な生活へ」

...生命(いのち)の恩人へ酬いるには...   生命の恩人へ酬いるにはの読み方
吉川英治 「三国志」

...師へ酬いることもなく去る法はないといって...   師へ酬いることもなく去る法はないといっての読み方
吉川英治 「三国志」

...おれはなにも酬いるものがないが」と...   おれはなにも酬いるものがないが」との読み方
吉川英治 「三国志」

...なんの酬いるところもなくて気の毒だが...   なんの酬いるところもなくて気の毒だがの読み方
吉川英治 「三国志」

...「この恩知らず! 先に、この呂布が、轅門(えんもん)の戟(ほこ)を射て、危ういところを、汝の一命を救ってやったのに、それに酬いるに、わが軍馬二百余頭を、張飛に盗ませるとは何事だ...   「この恩知らず! 先に、この呂布が、轅門の戟を射て、危ういところを、汝の一命を救ってやったのに、それに酬いるに、わが軍馬二百余頭を、張飛に盗ませるとは何事だの読み方
吉川英治 「三国志」

「酬いる」の読みかた

「酬いる」の書き方・書き順

いろんなフォントで「酬いる」

「酬いる」の英語の意味


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がったり   実し   絡まり  

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