...それには前ほどな充実した真実味が漂つてゐなくなつた...
有島武郎 「An Incident」
...勢力の充実した翠芽を地上に突出して来る有様は...
石川三四郎 「馬鈴薯からトマト迄」
...その説明内容は今までに提出されたうちでもっとも精細でもっとも充実したものであった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...何か充実している感じである...
太宰治 「散華」
...それ故物質が空間を充実し得るための唯一の条件は外部から侵入する運動に対する抵抗でなければならぬ...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...そういうものから発達し結実した夫々の或る代表者的エッセンスが集結し独立化し単位化したものとして...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...私も気力はかなり充実しているつもりでいる...
外村繁 「日を愛しむ」
...そして本当に充実した国力からのみ新しい次の時代の日本の科学が産まれるのである...
中谷宇吉郎 「原子爆弾雑話」
...国力が充実したと...
中谷宇吉郎 「私の履歴書」
...後者は羅摩またはその本身韋紐(ヴィシュニュ)を本尊として脇立(わきだち)とす(第六図は余が写実し置いた脇立像なり)...
南方熊楠 「十二支考」
...充実した人間性を求めるということのために...
宮本百合子 「あとがき(『二つの庭』)」
...それ自体充実したコースをたどって...
宮本百合子 「傷だらけの足」
...生命が終る途端まで互の結びつきは充実していて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...おお君の世界は何と充実していることだ...
百田宗治 「労働の精神」
...彼はきわめて広くまた充実しているので...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ヒラキの型を演じた方が充実した舞台印象を観客にあたえつつ...
夢野久作 「能とは何か」
...矢代にも同様の空想が暫くは消えない充実した一刻に変って来ていた...
横光利一 「旅愁」
...人は互に自己の個人的存在の理由を充実し...
与謝野晶子 「階級闘争の彼方へ」
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