...私の心に通じるものがあった...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...二階に通じる大きな階段があった...
梅崎春生 「狂い凧」
...奥の座敷へ通じる廊下から...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...」とか言つて案内を通じる...
薄田泣菫 「茶話」
...玄関に通じる石畳の上には鉋屑が一杯に散らばつてゐた...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...この「シリ」が梵語(ぼんご)の山「ギリ」に通じる可能性がある...
寺田寅彦 「言葉の不思議」
...医者は甲板に通じるドアに鍵をかけなかったので...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「グローリア・スコット号」
...自分の思想の様々な源泉に通じる要素が...
戸坂潤 「デカルトと引用精神」
...凡ゆる室に通じる廊下に之を譬えている...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...「すべての道はローマへ通じる」といわれたように...
野上豊一郎 「パラティーノ」
...しゃべらなくても意味は通じるというのです...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...自分の事務室に通じる扉をあけた...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...通じる話ではなかった...
久生十蘭 「あなたも私も」
...私達の病室のある二階へ通じる階段を昇ろうとして機械的に足を弛(ゆる)めた瞬間...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...私の名刺を通じると...
堀辰雄 「窓」
...その試みの精神と通じるところがある...
宮本百合子 「傷だらけの足」
...そこの裏の池袋へ通じる市電の停留場にいたら...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その知恵は貪欲に通じるように思える...
山本周五郎 「青べか物語」
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