...われわれは腰抜け武士になってしまう...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...腰抜けという方から見ようが...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...――「腰抜けのくせに勇吉とはこれ如何(いか)に?」――などと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そこら中唾(つばき)だらけだ」「腰抜け彌八の土用風邪の真似に身が入ったんですよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...腰抜け彌八は裏の方から...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「腰抜け」という...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あの腰抜け彌八が歌の先生とは」「人を殺せる柄じゃないよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「やい、腰抜け、降りて来やがれ」下から、呶鳴るのに、「斬られに、誰が降りるもんかね...
火野葦平 「花と龍」
...妻の操で一身の安全を買った腰抜け武士だと...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...この腰抜け奴!」――「まア...
牧野信一 「鏡地獄」
...「腰抜けさむらひ!」胸のうちで...
牧野信一 「父の百ヶ日前後」
...江戸の人間が腰抜けでないという証拠をみせ...
山本周五郎 「いさましい話」
...恐支病と恐露病に陥っている日本の腰抜け政府を激励し...
夢野久作 「近世快人伝」
...日本の警察を紐育(ニューヨーク)や市俄古(シカゴ)あたりの腰抜け警察と間違えるような低級な連中ばかりだろうとは夢にも思いませんでしたからね...
夢野久作 「暗黒公使」
...仕返しも出来ぬ腰抜け武士...
吉川英治 「剣難女難」
...腰抜けばかり揃っておりますから...
吉川英治 「新書太閤記」
...――腰抜けめ! 人間か!』『ア痛っ……ア痛々』『痛いのがわかるなら...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...そういう腰抜けの先輩を追いかけるのは愚かである...
吉川英治 「宮本武蔵」
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