例文・使い方一覧でみる「第一声」の意味

...樗牛（ちょぎゅう）の個人主義がすなわちその第一声であった... 樗牛の個人主義がすなわちその第一声であったの読み方
石川啄木「時代閉塞の現状」

...新聞社でもこの治明博士の帰国第一声を重視して紙上に報道した... 新聞社でもこの治明博士の帰国第一声を重視して紙上に報道したの読み方
海野十三「霊魂第十号の秘密」

...かくてこの演説会を第一声として連日連夜の活動が開始された... かくてこの演説会を第一声として連日連夜の活動が開始されたの読み方
大鹿卓「渡良瀬川」

...従って鳥の地上高度によって第一声前半の反響とその後半とがいろいろの位相で重なり合って来る...
寺田寅彦「疑問と空想」

...第一声を切ることが勇者の仕事で... 第一声を切ることが勇者の仕事での読み方
中里介山「大菩薩峠」

...ちょっと見当らないわ」「そうかなあ」「それに第一声がいいでしょう...
中里介山「大菩薩峠」

...米友の方から沈黙の第一声を破って... 米友の方から沈黙の第一声を破っての読み方
中里介山「大菩薩峠」

...よって米友の唱破第一声は... よって米友の唱破第一声はの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...第一声をはなった... 第一声をはなったの読み方
新美南吉「屁」

...」第一声は被告三村保三郎より放たれ全被告一同之に和した... 」第一声は被告三村保三郎より放たれ全被告一同之に和したの読み方
平出修「逆徒」

...「遠山」の第一声で... 「遠山」の第一声での読み方
古川緑波「古川ロッパ昭和日記」

...第一声が参って来る... 第一声が参って来るの読み方
古川緑波「古川ロッパ昭和日記」

...その第一声がこの近頃の傑作である上海へ着きますとねえ... その第一声がこの近頃の傑作である上海へ着きますとねえの読み方
「海流」

...「店賃ぐらいきちんと払ったらどうだい」まずとりあえず右の如く第一声を浴びせるが...
山本周五郎「長屋天一坊」

...大変！　という第一声をあげてこの椿事を山屋敷じゅうにふれて廻った仲間（ちゅうげん）の龍平で...
吉川英治「江戸三国志」

...第一声であったのだ... 第一声であったのだの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...幼い親鸞（しんらん）の第一声とは... 幼い親鸞の第一声とはの読み方
吉川英治「親鸞」

...彼が江戸に於ける第一声の鎚音（つちおと）を... 彼が江戸に於ける第一声の鎚音をの読み方
吉川英治「山浦清麿」

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