...身に帯びるそれも極(ご)く軽い細身(ほそみ)の大小より外(ほか)には物の役に立つべき武器とては一ツもなく、日頃身に代えてもと秘蔵するのは古今の淫書(いんしょ)、稗史(はいし)、小説、過ぎし世の婦女子の玩具(がんぐ)にあらずんば傾城遊女(けいせいゆうじょ)が手道具の類(たぐい)ばかり...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...狂言稗史(はいし)の作者しばしば男女奇縁を結ぶの仲立に夕立を降らしむ...
永井荷風 「夕立」
...今の稗貫郡八幡村であらうと思はれるのが...
原勝郎 「日本史上の奧州」
...歌が聞えたもんですから……」いまの稗搗節を聞かれてしまった...
久生十蘭 「あなたも私も」
...このため歴史の公証より稗史の裏に隠れた事実のほうをより信用する修錬が出来ている男なので...
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」
...「そんなことを一概に云へるもんですか!」「あの中にある北条記の稗史めいたものゝうちに何某といふ領主が天主閣の楼上で烏天狗と問答をする――領主自身の不思議な手記がある筈だが...
牧野信一 「夜の奇蹟」
...ところがカナリヤの夫婦は幸いに引取手があって碧梧桐のうちの床の間に置かれて稗(ひえ)よハコベよと内の人に大事がられて居る...
正岡子規 「病牀苦語」
...『稗海(はいかい)』に...
南方熊楠 「十二支考」
...稗海(はいかい)第三函(かん)等に収められてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...稗や粟を以て鹽を買ふところもあつた(鹽俗問答集)...
柳田國男 「食料名彙」
...搗いた稗を何囘も石臼にかけたもので...
柳田國男 「食料名彙」
...たゞそれが米小麥稗蕎麥などの...
柳田國男 「食料名彙」
...岩手県北部の諸郡でそれを稗のことだといい...
柳田國男 「食料名彙」
...稗(ひえ)や蕎麦(そば)の粉(こ)や屑米(くずまい)を挽(ひ)いたものを水で練って...
柳田国男 「木綿以前の事」
...稗だんごの味までが...
山本周五郎 「日本婦道記」
...その飯は麦六、稗(ひえ)二、もろこし一、米一の割だそうである...
山本周五郎 「半之助祝言」
...足軽に百姓のことが分ってたまるもんでねえ」「稗(ひえ)すら食いかねるっちゅうに...
吉川英治 「鬼」
...まず」「稗(ひえ)...
吉川英治 「私本太平記」
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