例文・使い方一覧でみる「病勢」の意味

...今朝の病勢は少し回復したようだ... 今朝の病勢は少し回復したようだの読み方

...病勢が悪化した場合はすぐに受診してください... 病勢が悪化した場合はすぐに受診してくださいの読み方

...病勢が回復するまで安静にしている必要があります... 病勢が回復するまで安静にしている必要がありますの読み方

...病勢が重い場合は、治療に時間がかかることもあります... 病勢が重い場合は、治療に時間がかかることもありますの読み方

...病勢が悪いときには、家族や友人に支えてもらうことも大切です... 病勢が悪いときには、家族や友人に支えてもらうことも大切ですの読み方

...一時は病勢が非常に衰えたように見えた... 一時は病勢が非常に衰えたように見えたの読み方
有島武郎「小さき者へ」

...彼の病勢は俄（にわ）かに恐るべき加速度をもって昂進（こうしん）しはじめました... 彼の病勢は俄かに恐るべき加速度をもって昂進しはじめましたの読み方
江戸川乱歩「鏡地獄」

...そしてお話というのは、その結果、ついに恐ろしい破局を招くことになった或る出来事なのですが、それを申し上げる前に、彼の病勢が、どのようにひどくなっていたかということを、二つ三つ、実例によってお話ししておきたいと思うのです... そしてお話というのは、その結果、ついに恐ろしい破局を招くことになった或る出来事なのですが、それを申し上げる前に、彼の病勢が、どのようにひどくなっていたかということを、二つ三つ、実例によってお話ししておきたいと思うのですの読み方
江戸川乱歩「鏡地獄」

...しかも病勢が衰えるのを待ちかねて... しかも病勢が衰えるのを待ちかねての読み方
大鹿卓「渡良瀬川」

...十風の病勢は段々面白くない... 十風の病勢は段々面白くないの読み方
高濱虚子「俳諧師」

...ナリン太子殿下横浜御出航以来御不例予（かね）テ船医ニ於（おい）テ流行性脳脊髄膜炎（のうせきずいまくえん）ト診断船中ニ於テ御加療中ノ処病勢御険悪発熱三十九度五分囈言（げいご）アラセラレ... ナリン太子殿下横浜御出航以来御不例予テ船医ニ於テ流行性脳脊髄膜炎ト診断船中ニ於テ御加療中ノ処病勢御険悪発熱三十九度五分囈言アラセラレの読み方
橘外男「ナリン殿下への回想」

...肺病患者でも病勢が昂進（こうしん）して来ると醜く痩（や）せて顔色が悪くなるのが多いけれども... 肺病患者でも病勢が昂進して来ると醜く痩せて顔色が悪くなるのが多いけれどもの読み方
谷崎潤一郎「細雪」

...月ならずして病勢にわかに加われるが上に... 月ならずして病勢にわかに加われるが上にの読み方
徳冨蘆花「小説　不如帰」

...「兎に角一寸病勢を防ぎ止めたのですから... 「兎に角一寸病勢を防ぎ止めたのですからの読み方
豊島与志雄「生あらば」

...病勢が自然に進行し... 病勢が自然に進行しの読み方
永井隆「ロザリオの鎖」

...ある北国（ほっこく）の患者は入院以後病勢がしだいに募（つの）るので... ある北国の患者は入院以後病勢がしだいに募るのでの読み方
夏目漱石「思い出す事など」

...みえの病勢はつのつて行く一方だつた... みえの病勢はつのつて行く一方だつたの読み方
北條民雄「戯画」

...病勢の進行と共に徐々に腫脹し潰瘍を生じて... 病勢の進行と共に徐々に腫脹し潰瘍を生じての読み方
北條民雄「続癩院記録」

...それから更に病勢が進めば勿論声など出なくなつてしまふし... それから更に病勢が進めば勿論声など出なくなつてしまふしの読み方
北條民雄「続癩院記録」

...病勢はちょっと進みかけて... 病勢はちょっと進みかけての読み方
牧逸馬「アリゾナの女虎」

...病勢を喰いとめてやる... 病勢を喰いとめてやるの読み方
三好十郎「好日」

...とみの病勢のテンポのほうが優勢であって... とみの病勢のテンポのほうが優勢であっての読み方
山本周五郎「季節のない街」

...まあ半分は病勢が手伝ったのじゃ... まあ半分は病勢が手伝ったのじゃの読み方
吉川英治「新書太閤記」