...」余洵氏は老酒(ラオチュ)を勧めながら...
芥川龍之介 「上海游記」
...あなたに序文を書いて頂(いただ)いて洵(まこと)に難有(ありがた)いと書いてあつた...
芥川龍之介 「偽者二題」
...君が同志社を基礎として君が私立大学設立の計画を立てられたのは洵(まこと)に壮挙といわねばならぬ...
大隈重信 「新島先生を憶う」
...是れ洵に我日本の日本たる所以にして...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...各自の性格に於て洵によく其一致を保てども...
高山樗牛 「一葉女史の「たけくらべ」を讀みて」
...必ず向ふからはづれるものであると云ふ洵に不結構な折紙をつけられて居る...
橘樸 「支那を識るの途」
...如何にも沁々とした可笑味が自ら流れ出す洵によいものである...
辰野隆 「銷夏漫筆」
...ほどなく一洵老来訪...
種田山頭火 「一草庵日記」
...一洵君に連れられて新居へ移って来た...
種田山頭火 「四国遍路日記」
...昼食はぬき、ポストまで出かける、一洵、和蕾、無水君を訪ねて、句碑句会のことを相談する、腹がペコ/\では散歩もおもしろくないので早く帰る、帰つて来てもフラ/\だ...
種田山頭火 「松山日記」
...一洵老来庵、私はなぜあなたのやうに落ちつけないのか、省みて恥ぢ入る外なかつた、いよ/\明日山陰へ出て京都大阪から東京への旅行に出るそうだ――私はさびしい...
種田山頭火 「松山日記」
...晴れるほど暑かつた、一洵老来庵...
種田山頭火 「松山日記」
...其出處進退の巧みなるに至ては遠く彼に及ばざるもの洵に此れが爲なり余は彼が未來の運命を豫言し得るものに非ず何となれば政界今後の未來は容易に豫言し得るものならざればなり若し萬々一大隈をして失敗を再びせしめ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...区々一身上の誹毀何ぞ意に挟むに足らんやと侯の磊落なる洵に斯くの如し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...母子の情洵に濃やかで雨のやうに降りそそぐ感じがする...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...広い海を見渡すと洵(まこと)に晴れ晴れといい心持がするが...
正岡子規 「病牀六尺」
...アダムはこれから見つけるのかい」(又人殺しを重ねようというのか!)洵吉は...
蘭郁二郎 「魔像」
...俺を殺すんだな」洵吉は...
蘭郁二郎 「魔像」
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