...慎みを忘れて自分が立派な憂国の志士であるように振舞う...
魯迅 井上紅梅訳 「端午節」
...所謂「健康」に振舞う事が出来ましたので...
太宰治 「人間失格」
...どんな高荘な広間ででも振舞うことが可能であったと同じように優雅(しとやか)に...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...自分のしたいように振舞うのが好きなので...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...粗末な肴ながらも酒を振舞う...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...彼の上に暴威を振舞うの理窟がなかったのだけれど――そうかといって...
中里介山 「大菩薩峠」
...即(すなわ)ち今日高木と佐川の娘を呼んで午餐(ごさん)を振舞う筈(はず)だから...
夏目漱石 「それから」
...他人に向って振舞う事ができたなら...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...何の顧慮する所もなく振舞うた...
西田幾多郎 「或教授の退職の辞」
...盲者になって豪胆らしく振舞うはもとよりその主意に反する...
新渡戸稲造 「自警録」
...馬場氏の思いなげに振舞うのが...
長谷川時雨 「樋口一葉」
...虚偽を無邪気に振舞う本能をさずかっているらしかった...
原民喜 「壊滅の序曲」
...誇りかに振舞うのが見える...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...ありのままに振舞う人や徹頭徹尾不品行な人の態度よりも...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...恋人に対するようにおずおずと振舞う...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...州都に私威を振舞う者多く聞え...
吉川英治 「三国志」
...酒食を振舞うておくがいい...
吉川英治 「私本太平記」
...来客や手伝い達に酒を振舞うやらで...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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