...否(いや)というしるしに首を振る)だってあの人...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...こうした事情では一向ジャーナリストとしての腕を振るうことが出来ない...
戸坂潤 「戦争ジャーナリスト論」
...その房(ふさ)のような雷電の下に死を振るい出していると想像してみるがいい...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...およそあり得る限り善良で慈悲深くりっぱに振る舞ってきたことを...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...つい手を振る気になったのだろうか...
中島敦 「環礁」
...さよなら!あなたはそんなにパラソルを振る僕にはあんまり眩(まぶ)しいのですあなたはそんなにパラソルを振るさよなら...
中原中也 「別離」
...長い鬣(たてがみ)を上下(うえした)に振る...
夏目漱石 「草枕」
...それも動かないで刀だけ前後とか上下とかに振るのなら...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...首を横に振るわけには行かねえ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...頑固に首を振るのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...いうことが振るうちょるばい...
火野葦平 「花と龍」
...署長なら真っ正直に振る舞うはず...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「悪の帝王」
...その後多く振るわず...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...襟のところを持つて振るやうにすると...
室生犀星 「蒼白き巣窟」
...運動のために振ることにしてゐる木刀のあつたのを持つて...
森鴎外 「金貨」
...そっと頭を左右に振る...
山本周五郎 「さぶ」
...その顔を横に振る...
吉川英治 「剣の四君子」
...私も不思議に思ってどうしてそんなことをするのかと聞いてみたが彼は首を振るばかりでなかなか話してくれなかった...
蘭郁二郎 「息を止める男」
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