...白樺(しらかば)の巨木がその片端に立っていた...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...白樺の幹に抱きついて大声をあげて泣くか...
石川欣一 「可愛い山」
...白樺と緑の草とが見える...
板倉勝宣 「山と雪の日記」
...樺太へ行つてやる...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...樺太へ出發する時で...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...樺太のカラの字だけにでも注意を集めるやうになつてゐる渠は...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...森本の關係ある漁場は樺太の西海岸に於いて多少勢力があるのを利用して...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...もう樺太を斷念する!」「さう云ふんぢやア困る...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...樺太のギリヤク人種やアイノ人種は白樺のたぐひで...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...白樺細工の巻煙草箱一留(ルーブル)五十哥(カペイカ)より...
谷譲次 「踊る地平線」
...白樺色(しらかばいろ)の蝙蝠傘(かうもりがさ)と派手な鼻緒のすがつた下駄と……かうした光景は其処にも此処にも起つた...
田山花袋 「ある僧の奇蹟」
...お雪ちゃんじゃありませんか」賢次は白樺をなめしていた手を休めて...
中里介山 「大菩薩峠」
...今では樺太(かばふと)の校長をしているのである...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...黒田新開拓使次官が樺太に出発するのは...
服部之総 「黒田清隆の方針」
...かの樺太千島(かばふとちしま)交換事件という奴が起って...
二葉亭四迷 「予が半生の懺悔」
...私達の居る白樺の林の中から溢れ出して...
夢野久作 「戦場」
...落葉松の密林、白樺の疎林、杉が處々に孤立してゐて、下の谿間を見おろしてゐる...
吉江喬松 「霧の旅」
...樺色地(かばいろじ)に白く“唐梅紋(からうめもん)”を抜いた海賊旗をかかげている...
吉川英治 「私本太平記」
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