...彼女は旅行の際、小荷駄を持っていこうと思っている...
...小荷駄を背負って山道を歩くのは大変だ...
...子供の頃、遠足のときにおやつとして小荷駄を持っていった...
...出張の時は、小荷駄を軽くして荷物をコンパクトにするようにしている...
...手荷物が多い場合、小荷駄で解消するのが一番だ...
...雁木の下広くして小荷駄(こにだ)をも率(ひく)べきほどなり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...悪いことをして蒐めた莫大な金銀財宝を小荷駄にして都の方へ帰っていた...
田中貢太郎 「賭博の負債」
...小荷駄(こにだ)二人の軍役を寛永十年二月十六日の御定めなり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...小荷駄馬が揃つてとぼ/\と降りて來る...
長塚節 「痍のあと」
...立つ鳥の跡善光寺の東南、裾花川を前にして、直江大和守は、大荷駄、小荷駄を集合し、なお他の部隊の散兵も、悉(ことごと)く容(い)れていた...
吉川英治 「上杉謙信」
...何も驚くことはありゃあしない」数頭の小荷駄の間にはさまって...
吉川英治 「江戸三国志」
...懐中(ふところ)から小荷駄奉行の焼印が捺(お)してある小形な木製の鑑札を出してそこへ置いた...
吉川英治 「篝火の女」
...馬の飼料(かいば)を徴発したり、馬のあいだに寝たり、小荷駄隊も、華やかでないなあ」「おたがいに、陰(かげ)で働く者があるから、華々しい太刀武者や鉄砲武者に、よい合戦をさせることが出来るというもの...
吉川英治 「新書太閤記」
...千余駄に積んだ脚の重い小荷駄軍を...
吉川英治 「新書太閤記」
...ここに味方の――千余頭の小荷駄を積んだ兵糧は来たのだ...
吉川英治 「新書太閤記」
...それと共に、気づいてみると、千余の小荷駄と、元康の旗本隊約五百が、いつのまにか落伍していた...
吉川英治 「新書太閤記」
...千余頭の背へ兵糧を積んでいる小荷駄隊の馬の列であった...
吉川英治 「新書太閤記」
...乗り換え馬――小荷駄...
吉川英治 「新書太閤記」
...小荷駄(こにだ)をととのえ...
吉川英治 「新書太閤記」
...小荷駄頭の朝舎丹後(あさのやたんご)は...
吉川英治 「新書太閤記」
...――彦右衛門の手より、番頭(ばんがしら)、弓、鉄砲、槍の者、小荷駄、足軽どもへまで、知行に応じて、残らず分配せいと申せ...
吉川英治 「茶漬三略」
...小荷駄(こにだ)の鈴が街道の朝を知らせ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...野菜車や旅人や小荷駄(こにだ)の群れの往来にまじって...
吉川英治 「鳴門秘帖」
便利!手書き漢字入力検索