...左に『大菩薩峠(だいぼさつとうげ)』の幟を飜す活動小屋が立っていて...
永井荷風 「寺じまの記」
...第三 余の蔵書遺物等はすべて大菩薩峠紀((ママ))念館に永久に保存して貰うのが当然だがそれには紀念館を法人にするとか...
中里介山 「生前身後の事」
...ただ大菩薩峠の上あたりへ「中里介山居士之墓」とでも記した石を一つ押し立てればよろしい...
中里介山 「生前身後の事」
...第九 右の遺骸安置の場所は大菩薩峠の上あたりに越したことはなかろうけれども...
中里介山 「生前身後の事」
...大菩薩峠が出た後と雖(いえど)も劇の方は見向きもしなかったがそのうちに沢正事件というのが起って来た...
中里介山 「生前身後の事」
...そうして是非とも大菩薩峠の机竜之助をやらして貰いたいと寺沢君を通じての申込だ...
中里介山 「生前身後の事」
...こちらは大菩薩峠の著者...
中里介山 「生前身後の事」
...大菩薩峠を右のような年月に於て始めて発表したのであるが...
中里介山 「生前身後の事」
...大菩薩峠をずんずんと武州路の方へ下りて行きます...
中里介山 「大菩薩峠」
...このお娘御とおじいさんとが甲州裏街道の大菩薩峠と申しまするところでお難儀をなすっているところを...
中里介山 「大菩薩峠」
...それから大菩薩峠の頂へ安置(あんち)する」「なるほど」与八はしきりに感心をして...
中里介山 「大菩薩峠」
...お前の土蔵というのはどこにあるんだ」「それはいま言う裏街道では大菩薩峠の上...
中里介山 「大菩薩峠」
...あの大菩薩峠の上の出来事以来...
中里介山 「大菩薩峠」
...大菩薩峠の「農奴の巻」までさかのぼって...
中里介山 「大菩薩峠」
...あの小説大菩薩峠の著者を御存知なんですか」Cなる青年が馬上の人を仰ぐ...
中里介山 「山道」
...『大菩薩峠』に対して...
三田村鳶魚 「中里介山の『大菩薩峠』」
...中里介山の大菩薩峠の如きものはまだ無かったが...
柳田國男 「書物を愛する道」
...大菩薩峠の中里介山居士の生家に近い羽村(はむら)附近とは聞いてゐたが...
吉川英治 「折々の記」
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