例文・使い方一覧でみる「咋」の意味

...姫は咋日歸りしかど... 姫は咋日歸りしかどの読み方
ハンス・クリスチアン・アンデルセン　Hans Christian Andersen 森鴎外訳「即興詩人」

...飽咋（あきぐひ）の大人（うし）の神八... 飽咋の大人の神八の読み方
稗田の阿礼、太の安万侶「古事記」

...天の眞魚咋（まなぐひ）三〇獻る」とまをしき... 天の眞魚咋三〇獻る」とまをしきの読み方
稗田の阿礼、太の安万侶「古事記」

...比良夫（ひらぶ）貝三にその手を咋ひ合はさえて海水（うしほ）に溺れたまひき... 比良夫貝三にその手を咋ひ合はさえて海水に溺れたまひきの読み方
稗田の阿礼、太の安万侶「古事記」

...羽咋（はくひ）の君... 羽咋の君の読み方
稗田の阿礼、太の安万侶「古事記」

...ここにすなはちその咋（を）し遺（のこ）りの蒜（ひる）の片端もちて... ここにすなはちその咋し遺りの蒜の片端もちての読み方
稗田の阿礼、太の安万侶「古事記」

...漁（すなどり）をしてヒラブ貝に手を咋（く）い合わされて海水に溺れました... 漁をしてヒラブ貝に手を咋い合わされて海水に溺れましたの読み方
稗田の阿禮、太の安萬侶武田祐吉訳「古事記」

...蜻蛉（とんぼ）が來てその虻を咋つて飛んで行きました... 蜻蛉が來てその虻を咋つて飛んで行きましたの読み方
稗田の阿禮、太の安萬侶武田祐吉訳「古事記」

...その証拠には咋宵（ゆうべ）……」と... その証拠には咋宵……」との読み方
薄田泣菫「茶話」

...咋今一円本と称して... 咋今一円本と称しての読み方
戸川秋骨「翻訳製造株式会社」

...堯は咋年の一月十一日に生れて... 堯は咋年の一月十一日に生れての読み方
豊島与志雄「生と死との記録」

...その身はさまざまの病（やまい）に冒（おか）されその心はくさぐさの思（おもい）に悩みて今日は咋日にまして日一日と老い衰へ行くを... その身はさまざまの病に冒されその心はくさぐさの思に悩みて今日は咋日にまして日一日と老い衰へ行くをの読み方
永井荷風「矢はずぐさ」

...我々が人間を咋（く）うようになってから... 我々が人間を咋うようになってからの読み方
中島敦「悟浄出世」

...にほどりの水くさ咋ひ持ち... にほどりの水くさ咋ひ持ちの読み方
長塚節「長塚節歌集　上」

...石川県羽咋（はくい）郡富永村では... 石川県羽咋郡富永村ではの読み方
中山太郎「本朝変態葬礼史」

...私たちがヴェルダンに行ったのは咋年（一九三九年）の初夏... 私たちがヴェルダンに行ったのは咋年の初夏の読み方
野上豊一郎「ヴェルダン」

...さては我を咋（か）むとて吠えたでないと知って見ると洞の上から重き物落ちる... さては我を咋むとて吠えたでないと知って見ると洞の上から重き物落ちるの読み方
南方熊楠「十二支考」

...羽咋（はくい）川をもって海と通う千路潟（せんじのがた）... 羽咋川をもって海と通う千路潟の読み方
柳田國男「地名の研究」

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