...悪いのを手に入れる事しか出来ない程にそれは儲かる仕事なのだ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...正直に真面目に金の儲かる道はいくらもある...
内田魯庵 「青年実業家」
...とにかくあんなに儲かるんだから...
海野十三 「火星探険」
...彼等正直にして純情な少年の眼にひどく易々と金の儲かるものに見えはしなかったか...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...骨が折れずに体裁もよくてそれで金の儲かる仕事を望むようになる...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...儲かることも、すごく儲かるがね...
高見順 「いやな感じ」
...素敵な金が儲かる...
豊島与志雄 「慾」
...ちっとは儲(もう)かるか」「儲かると言わんすのは……」小野川はムッとする...
中里介山 「大菩薩峠」
...「とうとう役者になったんだそうだ」「儲(もう)かるのかね」「ええ儲かるんだろう」「この間何とかをやるという事が新聞に出ていたが...
夏目漱石 「行人」
...喜太郎が死んで一番儲かるのは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...宗次郎が死んで儲かる奴は無いか――今日晝過ぎ何處へ行つたか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「儲かる者なんかあるわけはない...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...もはや一刻も猶予すべきではないぞ――戦争をしてもいつも儲かる時ばかりはないのだから……...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...心の奥のまた奥では儲かる...
正岡容 「小説 圓朝」
...たしかに儲かる」「…………」黙って今松は考え込んでしまった...
正岡容 「寄席」
...これこそほかの何よりも儲かる商売である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...両方儲かる話が、わからんチウタラ打出の小槌でたたいても銭(ぜぜ)の出んアタマや……ハハン...
夢野久作 「近世快人伝」
...ステキに儲かる商売だからね...
夢野久作 「超人鬚野博士」
便利!手書き漢字入力検索