例文・使い方一覧でみる「借財」の意味
スポンサーリンク...借財が膨らんで、支払いに困っている... 
...昔の借財が原因で、今でも苦労している...
...借財がなかなか返せず、追加の融資を断られた...
...借財をする前に、利息の計算方法を調べておきたい...
...借財が返済途中でも、早めに返済すべきだ...
...借財と云つては一文もなく...
石川啄木 「天鵞絨」
...その他からの借財は返せなかった...
犬田卯 「瘤」
...しきりに督促に遇（あ）っている借財の口は都合三ツあって...
相馬泰三 「田舎医師の子」
...莫大な借財に苦しめられて...
武田麟太郎 「大凶の籤」
...辰巳屋などいえるものどもに借財して一時（いっとき）の乏しきを救うといえども...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...イワンの借財を返したと云ふ事を...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...経費ばかりかかって借財も年々嵩（かさ）むばかりなので...
永井荷風 「ひかげの花」
...大部分（だいぶぶん）は借財（しやくざい）の舊（ふる）い穴（あな）へ埋（う）めても彼（かれ）は懷（ふところ）に窮屈（きうくつ）を感（かん）じない程度（ていど）に進（すゝ）んだ...
長塚節 「土」
...彼女の背負込んで来た一万四千フランの借財がどんなにベルリオーズを苦しめたかは言うまでもない...
野村胡堂 「楽聖物語」
...川上の借財をかえしたのと...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...猶すくなからぬ借財さへ身にまつはれる苦るしさ...
樋口一葉 「花ごもり」
...三十両は借財をする積（つもり）なのである...
森鴎外 「じいさんばあさん」
...借財が残りがちであった...
山本周五郎 「竹柏記」
...些（いささか）なからぬ借財さえ出来た...
夢野久作 「夫人探索」
...ほとんどことごとく借財のために首を締められて動きのとれぬ群れだった...
横光利一 「上海」
...少し借財がござってな...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...だいぶ借財もあるとの事だが...
吉川英治 「山浦清麿」
...他（ほか）の借財も奇麗に払つたといふ話しをまだ長々としつゞけ...
若松賤子 「黄金機会」
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