「縹渺」の読み方・画数・意味
読み
画数
意味
かすんで遠くに見える様子
語源や由来
「縹渺」は、中国語の「縹緲(piāo miǎo)」に由来する。元々は「かすかで捉えどころがない様子」を表す語で、日本語では「はるかでぼんやりしている様」を意味する。漢字の「縹」は淡い青色、「渺」は遠くて見えにくいことを表す。
「縹渺」の例文と使い方
文学・詩歌
山の頂上が朝もやに包まれ、縹渺とした光景が広がっていた。
幻想的で美しい情景を描写する際に適している。日常会話ではやや硬い表現なので、詩や散文向け。
旅行記・風景描写
霧の中に浮かぶ島影は縹渺としており、まるで水墨画のようだった。
遠景のぼんやりした様子を表現する際に効果的。写真や動画のキャプションにも使える。
比喩的表現(抽象的概念)
彼の記憶の中では、幼い日の出来事が縹渺とした色でしか残っていない。
曖昧な記憶や感情を可視化する比喩として有効。ただし「漠然」などより文学的ニュアンスが強い。
「かすか」「ぼんやり」に比べて詩的・古風な響きがある。常用漢字表外の「縹」を使うため、フォントによっては表示されない可能性に注意。
文脈別の「縹渺」の類義語・反対語
芸術・文化
日常会話・個人の決断
「縹渺」は詩的で美しい表現ですが、日常会話では「ぼんやり」や「漠然」など、より平易な言葉に置き換えると伝わりやすくなります。
各漢字の詳細
- 「縹」
- 「渺」
中国語発音
「縹渺」を中国語で発音: