「濁世」の読み方・画数・意味

読み

じょくせだくせだくせい

画数

21画の苗字・名前
21画の地名

意味

世の中が乱れている状態

語源や由来

「濁世」の語源は仏教用語に由来する。仏教では、煩悩や迷いが多く清浄でない世界を「濁世」と呼ぶ。特に末法思想において、仏法が衰え世の中が乱れる時代を指す。この言葉が転じて、一般的に世の中が乱れている状態を表すようになった。

「濁世」の例文と使い方

古典文学
『平家物語』の冒頭で「濁世」と表現される乱れた世相は、現代にも通じるものがある。
💡歴史的ニュアンスが強いため、現代文で使う場合は注釈が必要
ニュース解説
経済誌が「コロナ後の濁世を生き抜く経営戦略」と題した特集を組んだ。
💡比喩的表現として使う場合、読者層が漢語に慣れている媒体が望ましい
仏教用語
「五濁悪世」の教えでは、濁世における心の保ち方が説かれている。
💡宗教文脈では原義を正確に理解した上で使用すること
📝「乱世」や「末世」と混同されやすいが、「濁世」は道徳的混乱に重点がある。現代ではやや古風な印象を与えるため、使用頻度は低い。

文脈別の「濁世」の類義語・反対語

🏛️政治・外交・社会
類義語
  • 乱世:社会秩序が乱れた時代
  • 末世:世の終わりが近いとされる時代
  • 混沌:秩序がなく混乱した状態
  • 暗黒時代:文化的・社会的に停滞した時代
反対語
  • 治世:社会が安定している時代
  • 太平:平和で穏やかな時代
  • 清明:清く明るい社会状態
  • 隆盛:勢いが盛んな時代
🎨芸術・文化
類義語
  • 退廃:道徳や文化が衰えた状態
  • 頽廃:文化が堕落した様
  • 荒廃:文化的に荒れた状態
  • 腐敗:道徳的に堕落した状態
反対語
  • 爛熟:文化が最高度に発達した状態
  • 隆昌:文化が栄えること
  • 清新:清らかで新しい気風
  • 百花繚乱:文化が華やかに栄える様
💬日常会話・個人の決断
類義語
  • 迷い:判断に悩む状態
  • 混迷:状況が混乱して見通せないこと
  • 葛藤:心の中での対立
  • 苦悩:深く悩むこと
反対語
  • 悟り:迷いから解放された状態
  • 清澄:心が清らかで澄んだ状態
  • 安寧:心が安らかな状態
  • 平穏:穏やかで落ち着いた状態
💡「濁世」は文学的な表現として使われることが多く、日常会話では「混沌とした時代」などと言い換えると伝わりやすいでしょう。

各漢字の詳細

「濁」
「世」

中国語発音

「濁世」を中国語で発音:

ピンイン: zhuó shì

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