「先妣」の読み方・画数・意味
読み
画数
意味
亡くなった母親
語源や由来
「先妣」の語源は、古代中国の儒教典籍『礼記』に由来する。「妣」は亡き母を指し、「先」は故人を敬う接頭辞。『礼記』曲礼篇に「生曰父曰母、死曰考曰妣」とあり、父母の死後の呼称として定着した。日本では漢籍の受容とともに使用され、特に儒教的文脈で用いられた。
「先妣」の例文と使い方
法事・仏事
先妣の十三回忌を営むため、親族が集まりました。
仏教儀礼で使う格式ばった表現。会話では「亡き母」と言い換えると自然
墓碑銘
墓碑に『先妣 ○○之墓』と刻まれているのを見つけた。
石碑など正式な文書向け。現代では「母」と表記する場合も増加
古典文学
『源氏物語』に先妣を偲ぶ描写が見られる。
文語調の作品で使用可能。現代文では注釈が必要な場合あり
法律文書
相続手続きで「先妣の遺産分割」と記載する必要が生じた。
正式文書以外では「被相続人(母)」などの表現が推奨される
「先考(亡父)」との対比で使われることが多い。中国語では「先母」と表記するため注意
文脈別の「先妣」の類義語・反対語
「先妣」はやや古風で格式ばった表現なので、状況に応じてより一般的な表現を使うことも検討しましょう。
各漢字の詳細
中国語発音
「先妣」を中国語で発音: