...阿倍比羅夫出羽方面の蝦夷地を経略して齶田(アキタ)(今の秋田)渟代(ヌシロ)(今の能代)津軽に到り...
太宰治 「津軽」
...奮って蛇の頭を執らえ両齶(あご)を(ひ)き裂いたと言う...
南方熊楠 「十二支考」
...ついにこれを平らげその皮と齶をローマの一堂に保存した(プリニの『博物志(ヒストリア・ナチュラリス)』八巻十四章)...
南方熊楠 「十二支考」
...蛇の下齶の前(さき)にちょっと欠けた所があって口を閉じながらそこから舌を出し得るが蜥蜴の口は開かねば舌を出し得ぬ...
南方熊楠 「十二支考」
...山林の土中に棲み、眼至って小さく、両齶に歯あり、尾甚だ短く太く、斜めに截(き)り取られたようで、その端円盾のごとく、その表面粗(あら)し...
南方熊楠 「十二支考」
...馬商ちょうどその通りの悪馬ありて強齶(あごつよ)と名づくと答う...
南方熊楠 「十二支考」
...馬商も強齶を放った...
南方熊楠 「十二支考」
...したがって尾閭禁ぜず滄海(そうかい)竭(つ)きた齶蠅(がくよう)連は更なり...
南方熊楠 「十二支考」
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