...鼻面にニキビができた...
...彼女は鼻面をコンシーラーで隠していた...
...彼は鼻面に力を入れ、深呼吸をした...
...事故で鼻面に怪我を負った...
...鼻面の形が可愛らしい女の子に憧れている...
...おばさんは暗い窓のほうへ鼻面をつきだしてほえ始めた...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「カシタンカ」
...ヒューとまた鼻面(はなづら)に飛んで来たのを...
中里介山 「大菩薩峠」
...一尺五六寸の丸棒で二つ三つ鼻面を惱ました...
長塚節 「利根川の一夜」
...軒下に寝ている犬の鼻面(はなづら)へ手を延ばして見たりした...
夏目漱石 「明暗」
...「ドウドウドウ」と鼻面から鬣(たてがみ)をさすっております...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ドウ」親方は鹿毛の鼻面を撫(な)でながら...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ドウ」親方は鹿毛の鼻面を撫(な)で乍ら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ヒヨイと鼻面を撫でました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...鼻面を北の方へ向けてよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お品の前に鼻面を出します...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...鼻面で老人の肩へしなだれかかる...
久生十蘭 「キャラコさん」
...犬と同じやうな鼻面をワクーラの右の耳もとへ寄せて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...豚のやうな、犬のやうな、山羊のやうな、鴇(のがん)のやうな、馬のやうな、様々の鼻面が、いちどきにぬつと頸をのばして、祖父の顔をペロペロと舐めまはしたものだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...その反動に鼻面を打たれて...
牧野信一 「剥製」
...煩いぞツ!」と虻でも追ひ払ふやうに鼻面を振つて私の肩先を小突きさうにしたので...
牧野信一 「剥製」
...私が踏台から降りると彼はまた元の通りに私の肩に鼻面を伸して厩の軒からうつとりと月を仰いだ...
牧野信一 「夜見の巻」
...それにつれて斑犬もひょいと駈け、鼻面を引こめ、またひょいと駈け跟いて来る...
宮本百合子 「海浜一日」
...鼻面をすりつけられたこと...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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