...一と目で見分けられるものは一つもありません...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...ほのかに見分けられるようになって来た...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...物の形が見分けられる様に思われた...
江戸川乱歩 「悪霊」
...月の光でも見分けられる程...
江戸川乱歩 「疑惑」
...その邊を掻きした指の痕も見分けられるやうに思はれた...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「若い僧侶の話」
...舞台から客の顔が隅から隅まで明瞭(めいりょう)に見分けられる狭さのところへもってきて...
高見順 「如何なる星の下に」
...それと見分けられるものはただ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...かすかにそれと見分けられる...
豊島与志雄 「地水火風空」
...おのずからそれと見分けられるものであり...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...紙の帽子でそれと見分けられる印刷職工...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...周囲の木々の梢の色もうっすらと見分けられる頃だったから...
中島敦 「虎狩」
...差異の前後の感情相互を見分けられるようにすることはできないのである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...タングルウッドにこもる子供達の目に見分けられることもあった...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...制服で見分けられる...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...読まねばならぬ本を勘で見分けられることができるようである...
三木清 「西田先生のことども」
...よほど遠くからでも見分けられるほどの...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...どうしてそのお父さんの讐仇(かたき)の顔を見分けられるのでしょう」「それが又奇抜なんです...
夢野久作 「復讐」
...赤い封蝋(ふうろう)と青い封蝋をちゃんと見分けられるしね...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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