例文・使い方一覧でみる「黝」の意味


スポンサーリンク

...荒くれて(くろ)ずんだその幹に千社札が一枚斜に貼りつけられてあって...   荒くれて黝ずんだその幹に千社札が一枚斜に貼りつけられてあっての読み方
有島武郎 「星座」

...あの(くろ)ずんだ赤みと...   あの黝ずんだ赤みとの読み方
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」

...(あおぐろ)いシミが出たことがあって...   黝いシミが出たことがあっての読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...(くろ)ずんだ赤と紺との荒い棒縞(ぼうじま)の袍(どてら)も...   黝ずんだ赤と紺との荒い棒縞の袍もの読み方
徳田秋声 「仮装人物」

...年月の埃にんだ白鞘で...   年月の埃に黝んだ白鞘での読み方
豊島与志雄 「怪異に嫌わる」

...まだずんでる大空の色と見分け難いほどのものが...   まだ黝ずんでる大空の色と見分け難いほどのものがの読み方
豊島与志雄 「月明」

...ずんだ堅い実を幾つもつけていた...   黝ずんだ堅い実を幾つもつけていたの読み方
豊島与志雄 「特殊部落の犯罪」

...めっきり(くろず)んできた人のながれが淀みながら動いていた...   めっきり黝んできた人のながれが淀みながら動いていたの読み方
久生十蘭 「金狼」

...松の林が妙にくすんだような青さで(くろず)んでいた...   松の林が妙にくすんだような青さで黝んでいたの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」

...古風な木造の円頂閣とんだ尖塔のある寺院...   古風な木造の円頂閣と黝んだ尖塔のある寺院の読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」

...(くろ)ずんだ衣裝箪笥があつて...   黝ずんだ衣裝箪笥があつての読み方
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」

...ずんだ天井は低く垂れ下つて...   黝ずんだ天井は低く垂れ下つての読み方
北條民雄 「外に出た友」

...妙にんで見える...   妙に黝んで見えるの読み方
堀辰雄 「春日遲々」

...松の並木のはてばかりんだ琥珀をさびしくくゆらし...   松の並木のはてばかり黝んだ琥珀をさびしくくゆらしの読み方
宮沢賢治 「女」

...そのすきとほった氷の穴から(くろず)んだ松林と薔薇色の雪とが見えました...   そのすきとほった氷の穴から黝んだ松林と薔薇色の雪とが見えましたの読み方
宮澤賢治 「氷と後光」

...膝のあたりを縛つた繃帶にも既にずんだ血糊がにじんでゐるではないか...   膝のあたりを縛つた繃帶にも既に黝ずんだ血糊がにじんでゐるではないかの読み方
三好達治 「艸千里」

...(くろ)いつぶらな眼でじっと人を見る...   黝いつぶらな眼でじっと人を見るの読み方
山本周五郎 「青べか日記」

...もう空の茜(あかね)が薄(うすぐろ)く褪(あ)せた頃だった...   もう空の茜が薄黝く褪せた頃だったの読み方
蘭郁二郎 「蝕眠譜」

「黝」の読みかた

「黝」の書き方・書き順

いろんなフォントで「黝」


ランダム例文:
顔が立つ   問答無用だ   心無し  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

この漢字は何でしょう?

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
自動化   唯一無二   海遊館  

スポンサーリンク

トップへ戻る