...ぶんぶんいう紡錘(つむ)と...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...蝿はぱっと飛び立ちぶんぶんなきながら...
梅崎春生 「日の果て」
...いつまでもぶんぶんと飛びまわるのでありました...
海野十三 「怪塔王」
...ぶんぶんとびまわり...
海野十三 「怪塔王」
...近い南瓜畑(かぼちゃばたけ)では熊蜂のうなる音がぶんぶん聞えていた...
相馬泰三 「田舎医師の子」
...ぶんぶん言つて飛んでゐた...
太宰治 「思ひ出」
...ぶんぶん言って疾進してゆく...
太宰治 「狂言の神」
...最初に幸子の頭の上でぶんぶん云いながら輪を描き始めた...
谷崎潤一郎 「細雪」
...日向(ひなた)の学校の硝子(がらす)にこの間まで蠅(はい)がぶんぶん飛んでいたが...
田山花袋 「田舎教師」
...これさ! そのぶんぶん振りまわす癖を...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...例の大きな蠅のぶんぶん唸る音がまた高まった...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...さっきの騒動(そうどう)で蚊帳の中はぶんぶん唸(うな)っている...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...飛んで来て針を出してはチツク チク九年母をチツク チク達磨大師をチツク チク眠つちやいけない達磨さん蜂がぶんぶん飛んで来る鼠が...
野口雨情 「未刊童謡」
...ぶんぶんぶんぶん唸(うな)っています...
堀辰雄 「美しい村」
...冷たく細い膝を抱き蜂のやうに小さくなつてぶんぶんとうたをうたつてゐた...
牧野信一 「「学生警鐘」と風」
...蛇だの百足(むかで)だの金ぶんぶんまでお友達かなんかのように思っているんですもの...
水上滝太郎 「果樹」
...最後にその蜂がぶんぶんと飛び出して...
柳田国男 「母の手毬歌」
...糸車の音はぶんぶんと...
山本周五郎 「日本婦道記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??