...軍人に金鵄勳章を與へ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...戦争に於て第一線に立つて金鵄勲章をもらふ者のみが国防の任に当るのではなく...
石川三四郎 「農民自治の理論と実際」
...しかしこの最後の一人の働きぶりこそはまさに金鵄勲章的であつた...
伊丹万作 「私の活動写真傍観史」
...やはり日露戦役に金鵄勲章(きんしくんしょう)をもらってきただけあって...
海野十三 「空襲警報」
...それまでは勇敢に闘いましたそうです」「では金鵄勲章組(きんしくんしょうぐみ)ですね」「ええ...
海野十三 「爬虫館事件」
...金鵄(きんし)勲章をいただいた忠勇なる帝国軍人のひとり娘が淫売(いんばい)になるんだぜ...
江戸川乱歩 「影男」
...こんなやつでもその者に戦争の功があれば金鵄勲章である...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...金鵄勳章をうくべき也...
大町桂月 「小石川臺」
...金鵄勲章(きんしくんしょう)を授けられ...
太宰治 「花吹雪」
...その代わり生命(いのち)があったらきっと金鵄(きんし)勲章をとって来るなんかいって...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...二龍山のぬしと綽名(あだな)されて感状や金鵄勲章(きんしくんしょう)を授与され...
中勘助 「結婚」
...弥之助としてはダットサンに金鵄勲章(きんしくんしょう)を授けて然る可(べ)き関係になっては居るが...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...「今までは金鵄勲章(きんしくんしょう)の年金だけはちゃんちゃんとこっちへ来たんですがね...
夏目漱石 「道草」
...功六級の金鵄(きんし)勳章と...
南部修太郎 「猫又先生」
...金鵄勲章功七級、玄武門の勇士ともあろう者が、壮士役者に身をもち崩(くず)して、この有様は何事だろう...
萩原朔太郎 「日清戦争異聞」
...とうとう金鵄勲章を取りあげられた...
萩原朔太郎 「日清戦争異聞」
...金鵄(きんし)勲章でも貰うたように俺達の手柄を羨ましがったものじゃったぞ...
夢野久作 「近世快人伝」
...金鵄(きんし)勲章です...
夢野久作 「暗黒公使」
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