...小鳥のさえずりとか...
オー・ヘンリ O. Henry 大久保ゆう訳 「罪と覚悟」
...それは川面(かわも)の漣波(れんぱ)に、蘆荻(ろてき)のそよぎに、昼顔の花に、鳥のさえずりに、ボロ服とボロ靴(ぐつ)にあるのではないか...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...小鳥のさえずりにもまけません...
豊島与志雄 「銀の笛と金の毛皮」
...枝葉の中には一声の鳥のさえずりもなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...楡(にれ)の木の間に小鳥のさえずり歌ってる声が聞こえた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ことばが小鳥のさえずりににて軽快だ...
新美南吉 「屁」
...小鳥のさえずりも聞こえる...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...鳥のさえずりとひそかな歓呼が聞える...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「神の剣」
...あの鳥のさえずりようはどうだ...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「小フリイデマン氏」
...鳥のさえずりが聞えてくる...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「道化者」
...青空と鳥のさえずりと日光とが領していた...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...小鳥のさえずりが聞こえ始めた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...この朝ぼらけの鳥のさえずりを...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...朝ぼらけの靄(もや)の間にはいろいろの花の木がなお女王の心を春に惹(ひ)きとどめようと絢爛(けんらん)の美を競っていたし春の小鳥のさえずりも笛の声に劣らぬ気がして...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...小鳥のさえずりの中だった...
吉川英治 「私本太平記」
...そして小鳥のさえずりや...
吉川英治 「私本太平記」
...いつか外には外で小鳥のさえずりがしはじめている...
吉川英治 「私本太平記」
...鳥のさえずりに暁(あけ)る...
吉川英治 「新書太閤記」
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