...彼は旧悪を正すために奮闘している...
...最近の彼の行動は、旧悪を続ける傾向がある...
...彼が旧悪に手を染めていたとは信じられない...
...旧悪から抜け出すために彼は苦労していた...
...この事件の背後には、旧悪の存在があると思われる...
...この資産家の旧悪を探り出そうとでもするように...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...貴様の父親の旧悪を思い知ったか...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...賢者(けんしや)は旧悪(きうあく)をおもはずといふも事にこそよれ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...旧悪が露見したような気がしてはっとしたのです...
竹久夢二 「誰が・何時・何処で・何をした」
...伯夷叔斉(はくいしゅくせい)は旧悪を念(おも)わず...
太宰治 「竹青」
...「お前は旧悪を思わないという方だよ...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「阿繊」
...その人の旧悪の秘密を知っていて...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...御雑煮(おぞうに)を食べて踊りをおどるんですもの」と妻君は飛んだところで旧悪を暴(あば)く...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...今から二十八年前の旧悪...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...二三年前旧悪が露見して...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...宗方善五郎の旧悪の数々を言い立てるに違いない...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...父親の旧悪を並べ立てて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...愕いたお国は志丈に旧悪を喋られてしまってはとあることないこと伴蔵に讒訴(ざんそ)する...
正岡容 「我が圓朝研究」
...旧悪が暴露するうれいもないと考えているのであろう...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...叔父はそうした旧悪に対する一種の自白心理を利用して私たちを誤魔化(ごまか)そうと試みているので...
夢野久作 「鉄鎚」
...その旧悪に附け込んで...
夢野久作 「暗黒公使」
...旧悪では絶対にないが...
吉川英治 「随筆 新平家」
...旧悪! まったくお綱の記憶は自分の過去のそれを忘れていた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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