...霊魂と魂魄は同じ意味です...
...彼は魂魄が抜けたように倒れ込んだ...
...死後、魂魄が天国に上ります...
...魂魄喪失の状態に陥った...
...魂魄を静めるために、瞑想をする...
...杜預の魂魄も、かなり大きな見込み違ひをして、たぶん初めはどぎまぎしたものの、そこを通り越して、今ではもう安心を得てゐるのであらう...
會津八一 「一片の石」
...唯何にでも魂魄(こころ)が奪(と)られ易くなっているから...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...魂魄(こんぱく)となりて良人に添うはまさらずや...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...今でもその魂魄(こんぱく)が残って遊びに出る...
中里介山 「大菩薩峠」
...あのおばさんの魂魄(こんぱく)が...
中里介山 「大菩薩峠」
...魂魄の引合せというよりほかはあるまい」「それは間違いありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...魂魄(こんぱく)となって奥様をお守り申して...
中里介山 「大菩薩峠」
...死して魂魄(こんぱく)となっても...
中里介山 「大菩薩峠」
...魂魄(こんぱく)をこの世にとどめて...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...現世の者よりも更にありありと活きている魂魄(こんぱく)が...
柳宗悦 「民藝四十年」
...その魂魄(こんぱく)が化して鳥となり...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...あとに残った魂魄(たましい)だけが眺めているような……そんなような陰惨な...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...魂魄(こんぱく)はつねに北闕(ほくけつ)の天を望まんもし命に背(そむ)き義を軽くせば君も継体(けいたい)の君に非(あら)ず臣も忠烈の臣に非ずと...
吉川英治 「私本太平記」
...重治の魂魄(こんぱく)は...
吉川英治 「新書太閤記」
...よろしいか!魂魄燈(こんぱくとう)を見失うなよ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...浦人の魂魄(こんぱく)は...
吉川英治 「平の将門」
...おぬしの魂魄(こんぱく)はこの婆の肩から離れはなさるまい...
吉川英治 「宮本武蔵」
...魂魄をたずねさせ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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