...不立文字、以心傳心とでもいふところであらう...
石川三四郎 「浪」
...不立文字(ふりゅうもんじ)にて...
直木三十五 「南国太平記」
...唯禪宗が不立文字を呼號しながら其實は立文字の極端に流れ易く...
原勝郎 「鎌倉時代の布教と當時の交通」
...是が伊沢氏の不立文字(ふりふもんじ)の由つて来る所である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...禅は「不立文字(ふりゅうもんじ)」と申しますが...
柳宗悦 「益子の絵土瓶」
...不立文字の記録は年々にその冊数を減じつつあるかと思われる...
柳田国男 「雪国の春」
...禅宗は不立文字教外別伝(ふりゅうもんじきょうげべつでん)を標榜し...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...又傍には不立文字不レ在二言句上一...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...教外別伝不立文字(きょうげべつでんふりゅうもんじ)等の標榜によって禅宗を立てんとするものを排する論議中にも...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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