...亦(また)是(これ)鬼窟裡(きくつり)の生計のみ...
芥川龍之介 「骨董羹」
...談林風の鬼窟裡(きくつり)に堕在(だざい)してゐた芭蕉の天才を開眼(かいげん)したものは...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
......
小穴隆一 「二つの繪」
...燈光死睡を照らしてから二十二年の世の移りかはりで、我鬼窟、澄江堂の額を掲げた田端の家も戰災でなくなつた...
小穴隆一 「二つの繪」
...またついに鬼窟裏(きくつり)に堕在(だざい)して彼のいわゆる芸妓紳士通人と得失を較(こう)するの愚(ぐ)を演じて憚(はば)からず...
夏目漱石 「野分」
...「好漢(こうかん)この鬼窟裏(きくつり)に向って生計を営む...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
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