...一軒の理髪床(とこや)があつたが...
石川啄木 「菊池君」
...ぼくには、髪床やさんは、できません」「なあに、わけなしじゃ...
海野十三 「火星兵団」
...それは髪床(かみどこ)の鏡よりももっと大きく...
海野十三 「不思議なる空間断層」
...髪床にあるような大きな鏡が壁を蔽(おお)っていたり...
海野十三 「不思議なる空間断層」
...まだ馴染のない理髪床へ鬚を剃りに入って往ったことがあった...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...「散髪なんか一々理髪床(かみゆひどこ)でするには及ばない...
薄田泣菫 「茶話」
...理髪床(かみゆひどこ)の親仁(おやぢ)が好く地口(ぢくち)といふものだ...
薄田泣菫 「茶話」
...茶話記者は北浜のある理髪床(かみゆひどこ)で髪を刈つてゐた...
薄田泣菫 「茶話」
...始終(しよつちゆう)理髪床(かみゆひどこ)の厄介にならなければならぬ...
薄田泣菫 「茶話」
...」と楯彦氏は理髪床(かみゆひどこ)へ往(ゆ)く途中...
薄田泣菫 「茶話」
...」理髪床(かみゆひどこ)の爺(おやぢ)は剃刀(かみそり)を持つた手を宙に浮かせた儘...
薄田泣菫 「茶話」
...理髪床(かみゆひどこ)の爺(おやぢ)は飛んだ粗忽(そさう)をした...
薄田泣菫 「茶話」
...人間は理髪床(かみゆひどこ)へ出掛けるやうに...
薄田泣菫 「茶話」
...理髪床(かみゆひどこ)へ飛び込むなりするが可(い)い...
薄田泣菫 「茶話」
...独逸商館(ドイツしょうかん)の理髪床で頭髪を刈ったりするようなことは...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...お供を仰せつけくださりまっせ」髪床(かみどこ)...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...理髪床(りはつどこ)の主人の聖書朗読に次いで...
松崎天民 「友人一家の死」
...大根さんの家(うち)が髪床やさんをしてゐるのを笑ふものはありませんでした...
村山籌子 「髪床やの大根さん」
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