...江湖では、楚囚を助けるために冒険する勇士が描かれることも多いです...
...いわゆる江湖の遠きにおりて...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...好作二江湖獨善人一...
大町桂月 「獨笑記」
...敢て切に江湖の精讀を請ふ...
土井晩翠 「天地有情」
...このごろ江湖の督責(とくせき)急なるを以て...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...江湖雑誌(こうこざっし)の編輯(へんしゅう)で二十円...
夏目漱石 「野分」
...目的の江湖雑誌(こうこざっし)は朝日新聞の下に折れていた...
夏目漱石 「野分」
...「先生は――あの――江湖雑誌(こうこざっし)を御編輯(ごへんしゅう)になると云う事ですが...
夏目漱石 「野分」
...そうすると気の毒ね」「それからせんだって江湖雑誌の記者と云う事が分ったでしょう...
夏目漱石 「野分」
...謹みて江湖博學の是正を俟つ...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...悪竜となりて苦しみ猪となりて啼かずば人の生み難きかな産科の近江湖雄三博士を感憤せしめた歌で...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...ただ漫然たる江湖において...
福沢諭吉 「経世の学、また講究すべし」
...喜んでこれを江湖に推獎せんとするものである...
松村任三 「大植物圖鑑」
...自ら版に起して洽(あま)ねく江湖(こうこ)に頒(わか)たん事を念(おも)へり...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...江湖のあいだを流浪し...
吉川英治 「三国志」
...江湖に小舟をうかべて遊び...
吉川英治 「三国志」
...江湖を横行すること多年...
吉川英治 「三国志」
...いずれも元は江湖の処士(しょし)や良民だった者だろう...
吉川英治 「新・水滸伝」
...武松の名はいろんな事件で江湖(せけん)に高くなり...
吉川英治 「新・水滸伝」
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