...江湖では、楚囚を助けるために冒険する勇士が描かれることも多いです...
...いわゆる江湖の遠きにおりて...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...好作二江湖獨善人一...
大町桂月 「獨笑記」
...江湖重訂二白鴎盟一...
大町桂月 「春の筑波山」
...春風秋雨八十年の生涯を此の江湖の水によつて遠く俗界と絶ち...
近松秋江 「湖光島影」
...敢て切に江湖の精讀を請ふ...
土井晩翠 「天地有情」
...裏に鳧(ふ)を飼い門に舟を繋(つな)ぐ江湖の住居...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
......
永井荷風 「礫川※[#「彳+淌のつくり」、第3水準1-84-33]※[#「彳+羊」、第3水準1-84-32]記」
...人間至楽江湖老...
夏目漱石 「思い出す事など」
...「先生は――あの――江湖雑誌(こうこざっし)を御編輯(ごへんしゅう)になると云う事ですが...
夏目漱石 「野分」
...悪竜となりて苦しみ猪となりて啼かずば人の生み難きかな産科の近江湖雄三博士を感憤せしめた歌で...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...この人は江湖の巨盗だ...
南方熊楠 「十二支考」
...江湖に対して恥じるものである...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...今日でも盛んに江湖専門の道場を開いて天狗道を奨励し...
夢野久作 「鼻の表現」
...彼を江湖に紹介するものは彼自身の詩也...
横瀬夜雨 「花守」
...長らく江湖(こうこ)を流寓(りゅうぐう)のすえ...
吉川英治 「三国志」
...いずれも元は江湖の処士(しょし)や良民だった者だろう...
吉川英治 「新・水滸伝」
...武松の名はいろんな事件で江湖(せけん)に高くなり...
吉川英治 「新・水滸伝」
...文明の灯が江湖(よのなか)にかがやくまではと...
吉川英治 「新・水滸伝」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??