...江湖では、楚囚を助けるために冒険する勇士が描かれることも多いです...
...江湖の外に優遊しける也...
大町桂月 「北總の十六島」
...伊藤侯は江湖の詩趣を解するに於て...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...江湖淪落(ごうこりんらく)の詩人ならざるもまた多少の感慨なきを得まい...
永井荷風 「日和下駄」
...以てあまねく可否を江湖の君子に問(とわ)んとし...
中江兆民 「『東洋自由新聞』第一号社説」
...人間至楽江湖老...
夏目漱石 「思い出す事など」
...「実は今度江湖雑誌(こうこざっし)で現代青年の煩悶(はんもん)に対する解決と云う題で諸先生方の御高説を発表する計画がありまして...
夏目漱石 「野分」
...江湖雑誌(こうこざっし)の編輯(へんしゅう)で二十円...
夏目漱石 「野分」
...江湖雑誌(こうこざっし)の記者だって...
夏目漱石 「野分」
...何(なん)にも応答をしない」「それで何しに来たの」「江湖雑誌(こうこざっし)の記者と云うんで...
夏目漱石 「野分」
...無名の猫を友にして日月(じつげつ)を送る江湖(こうこ)の処士(しょし)であるかのごとき感がある...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...悪竜となりて苦しみ猪となりて啼かずば人の生み難きかな産科の近江湖雄三博士を感憤せしめた歌で...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...おおいに江湖の同情を招いたのだろう...
正岡容 「艶色落語講談鑑賞」
...固より天性発明なる人(genius アル人)即ち天稟の聖人ならば山野に遊び江湖に泛びて高尚深遠の哲学を発明する所多かるべけれど...
正岡子規 「読書弁」
...今日でも盛んに江湖専門の道場を開いて天狗道を奨励し...
夢野久作 「鼻の表現」
...長らく江湖(こうこ)を流寓(りゅうぐう)のすえ...
吉川英治 「三国志」
...武松の名はいろんな事件で江湖(せけん)に高くなり...
吉川英治 「新・水滸伝」
...江湖(せけん)に高い...
吉川英治 「新・水滸伝」
...文明の灯が江湖(よのなか)にかがやくまではと...
吉川英治 「新・水滸伝」
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