...高閣からの眺めが素晴らしいですね...
...大きな高閣を建てる計画があるそうです...
...高閣に登ると、ちょっとした冒険気分が味わえます...
...建物の高閣部分が落雷の影響を受けたそうです...
...今度の旅行では、高閣めぐりを楽しみたいと思っています...
...大学が古書を高閣(かうかく)に束(つか)ねるばかりで古書の覆刻(ふくこく)を盛んにしなかつたのも宜敷(よろし)くない...
芥川龍之介 「大正十二年九月一日の大震に際して」
...曝書(ばくしょ)は久しく高閣に束ねた書物を眺めやって...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...高閣崚山月開(高閣崚(りょうそう)として山月開く)倒懸清影落江隈(倒(さかし)まに清影を懸けて江隈に落ち)欲呼漁艇分幽韻(漁艇を呼ばんと欲して幽韻を分つ)好就金波洗玉杯(好し金波に就いて玉杯を洗はん)田山白雲は...
中里介山 「大菩薩峠」
...高閣崚トシテ山月……その発声の途端に...
中里介山 「大菩薩峠」
...其招牒の幟は風に篇翻と飄り兩岸の厦樓高閣は大江に臨み...
長谷川時雨 「花火と大川端」
...草鞋の緒きれてよりこむ薄かな末枯や覚束なくも女郎花熱海に着きたる頃はいたく疲れて飢に逼(せま)りけれども層楼高閣の俗境はわが腹を肥やすべきの処にあらざればここをも走り過ぎて江(え)の浦(うら)へと志し行く...
正岡子規 「旅の旅の旅」
...第三回巍々(ぎぎ)たる高閣雲に聳(そび)え...
三宅花圃 「藪の鶯」
...いわゆる高閣に束ねられてしまうのである...
柳田國男 「書物を愛する道」
...かえって高閣に束(つか)ねられて省みる者も無く...
柳田国男 「木綿以前の事」
...楼台高閣をめぐらして...
吉川英治 「三国志」
...城頭にそびえている三層の殿楼やそれにつらなる高閣など...
吉川英治 「三国志」
...魏という文字は「高閣」を意味する...
吉川英治 「三国志」
...彼は安土城の高閣(こうかく)から...
吉川英治 「新書太閤記」
...この高閣の一間へ御慶(ぎょけい)を述べに来た...
吉川英治 「新書太閤記」
...安土の高閣の一室にあった世界地図屏風(びょうぶ)は...
吉川英治 「新書太閤記」
...較(クラ)ベ合ッテ鑑賞ヲ共ニシタシトノ高閣下ノ御希望デアル...
吉川英治 「新・水滸伝」
...高閣下がお召しになろうぞ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...高閣下に怨みをふくんで...
吉川英治 「新・水滸伝」
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