...二十四五人の高等科の男女の生徒が...
有島武郎 「星座」
...高等科の子供は湯檜曾へ通うのだが...
石川欣一 「山を思う」
...少し物の解つた高等科の生徒などは...
石川啄木 「足跡」
...高等科生徒の殆んど三分の二...
石川啄木 「雲は天才である」
...平日(いつも)ならば自分は今正に高等科の教壇に立つて...
石川啄木 「雲は天才である」
...高等科へ來てゐる木賃宿の子供を呼んで...
石川啄木 「葉書」
...去年の秋小学高等科を優等で卒業してから...
伊藤左千夫 「新万葉物語」
...村の子供の多くは穂高小学校の尋常科を終るとそのままそこの高等科に残り...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...高等科がすむと、彼は突然、法律を勉強しに東京へ出たいと申出て、父を驚かせた...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...高等科――今の新制中学生にあたる男の子どもたちだ...
壺井栄 「二十四の瞳」
...「ぼくは高等科で...
壺井栄 「二十四の瞳」
...高等科の列の中から正や吉次や...
壺井栄 「二十四の瞳」
...そんなら高等科のほうがよかったのにな...
壺井栄 「二十四の瞳」
...高等科に進めなかったもうひとりの富士子については...
壺井栄 「二十四の瞳」
...最早(もう)そろ/\小学の高等科になる石山氏の息子(むすこ)が教えてくれた...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...高等科からは掛け図をやめて教科書をつかふことになつてたがどういふ訳か表紙は汚いし...
中勘助 「銀の匙」
...尋常小学校で二番の私が高等科では...
野村胡堂 「胡堂百話」
...たとへば半紙で帳面を綴(と)ぢさせて見るに高等科の生徒でありながら殆ど満足に綴ぢ得る者はない...
正岡子規 「墨汁一滴」
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