...夫は後者から独立して自身に安らうことが出来なければならない...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...深淵の上に浮ぶ一枚の木の葉に身を託してそしてそこに安らうようなものである...
豊島与志雄 「春盲」
...今在りながら現在に安らうことのできぬ寂しき魂の放浪...
中井正一 「探偵小説の芸術性」
...自分にはKの肩で安らうごくわずかな時間しか与えられていない...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...高められた気持で安らうのであった...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...あらゆる現実を超越してそれ自身のうちに安らう普遍妥当性のごときものであることができぬ...
三木清 「親鸞」
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