...創作的気魄を高める上に役立ちはしないかと思ひます...
芥川龍之介 「文芸鑑賞講座」
...自分を動かし高める力として外物の價値を測ることとは大に趣を異にする...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...之(これ)を導いて維新の信仰にまで高めるのでなければ...
太宰治 「惜別」
...決して作の価値を高めるゆえんではないと私は思つた...
田山録弥 「三月の創作」
...その結果は常識を高めるどころではなく...
戸坂潤 「思想としての文学」
...社会人の総平均値をいつも自分まで高めるべき動的イニシエーションとして現われるのである...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...浮浪少年を高めるものである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...其の畫の價値を高めることには更に效なし...
内藤湖南 「日本の肖像畫と鎌倉時代」
...それを高めることを本質とするのではあるまいか...
中井正一 「図書館に生きる道」
...いよ/\鼾(いびき)の声を高めるばかりであつた...
永井壮吉 「人妻」
...それを宗教の域にまで高めるということは...
中谷宇吉郎 「雪三題」
...少しでも人の心を高めるために書いたのですが――」と言った...
野村胡堂 「楽聖物語」
...一つには国民の教養を高める他はないし...
野村胡堂 「最近の犯罪の傾向に就て」
...本來の客體的現實性にまで高める範疇は...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...湿度の高いのを低くするよりも高める方がかえって容易でもあり...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...今後これを守り育てまた高めるには...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...そして消耗的な資本をもって生産された貨物の相対価値を比例的に高めるであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...第三はこの共同態において得られる成果が自己の人格や生を高めるという自己目的的なものであって...
和辻哲郎 「孔子」
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