...専(もっぱ)ら骨休めをした...
谷崎潤一郎 「細雪」
...明日の朝はゆっくり骨休めをするために朝寝坊をするつもりだとか云うことを話した...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...またゆっくらと骨休めをなすって……...
徳田秋声 「足迹」
...めまぐるしいこのごろの湖畔(うみべり)のやりくりの骨休めをすることだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...これが苦痛の骨休めである...
夏目漱石 「坑夫」
...公然の骨休めとも云うべき芝居は全くここから発達したものと思う...
夏目漱石 「坑夫」
...たまの日曜抔は骨休めとか号して一日ぐう/\寐てゐる...
夏目漱石 「それから」
...骨休めがしたいと仰しやつて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...骨休めがしたいとおっしゃって...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ガラツ八の骨休めに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...たまの骨休めですから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...骨休めに、ちょうど、ええわい...
火野葦平 「花と龍」
...かたわらの煙管をとりあげて、おいしそうに、一服吸ってから、肩で吐息をつくように、「骨休めに、どこかに、行っていらっしゃいよ」と、いった...
火野葦平 「花と龍」
...皆が骨休めのため虹ヶ浜で一日のんびりしました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...お百姓の骨休め)...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...一週一度の骨休めさ...
三好十郎 「地熱」
...お骨休めにもなればと存じまして...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...飛騨路一帶から登つて來た骨休めの農夫たちで意外な賑ひを見せてゐた...
若山牧水 「樹木とその葉」
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