...私が登った山の中で最も骨の折れる...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...骨の折れる仕事も苦しくは覚えぬのである...
伊藤左千夫 「隣の嫁」
...それは私達には大層骨の折れる仕事となり...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...小説家商売になるといちいち字を覚えるだけでもたいへん骨の折れることだった)――そのレッドの銅鑼ごえに奥の方から役人ワイトマンが佩剣(はいけん)のベルトを腰に締めつけながら...
海野十三 「軍用鼠」
...専門家でも骨の折れる...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...ちょっと骨の折れる仕事だけれど...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...一ばん骨の折れるところから...
太宰治 「乞食学生」
...英語などはちょっと骨の折れるように思う者があるかもしれぬが...
寺田寅彦 「わが中学時代の勉強法」
...取締りにそんなに骨の折れることではありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...この蓋を唐櫃(からびつ)の上へのせて貰ひたいが――」それは骨の折れる仕事でしたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...骨の折れる模索行進をやっていたが...
久生十蘭 「白雪姫」
...ベルナアルさんを捜すのは修道院でも骨の折れる仕事の一つになっていた...
久生十蘭 「葡萄蔓の束」
...実際はなかなか骨の折れることで...
山之口貘 「貧乏を売る」
...腰の骨の折れるほど働いてきた...
山本周五郎 「さぶ」
...貞五郎などはもう隠居をすべきときでございます」「みなそれぞれに骨の折れる時勢だから...
山本周五郎 「新潮記」
...別に大した骨の折れる約束ではないと思うが……つまり吾輩はこれから呉一郎の心理遺伝事件について...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...気骨の折れるお方だよ...
横光利一 「旅愁」
...僕にとってはちょっと骨の折れる仕事だったのだ...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「真珠の首飾り」
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