...なかなか骨の折れる山のぼりだった...
海野十三 「火星兵団」
...かくのごとく実に骨の折れる商売だった...
海野十三 「軍用鼠」
...骨の折れる階段を一歩一歩登っていった...
海野十三 「深夜の市長」
...双方で痩(や)せるくらいに気骨の折れるものだという事に帰着するようである...
太宰治 「薄明」
...しかしながらこれは骨の折れる企てである...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...本物の演説を聞くのでも骨の折れるくらいであるから...
寺田寅彦 「ラジオ雑感」
...それは磯村に取つては可也(かなり)骨の折れる仕事であつた...
徳田秋声 「花が咲く」
...大して骨の折れるようなことはありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...少し骨の折れる仕事だが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...随分と骨の折れるものだ...
林芙美子 「清貧の書」
...骨の折れる仕事がはじまりました...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...骨の折れる模索行進をやっていたが...
久生十蘭 「白雪姫」
...骨の折れる詩作と思索をつづけてゐた彼も...
堀辰雄 「萩原朔太郎」
...骨の折れるぶきみな音や...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...女は腰の骨の折れるほどはたらいても...
山本周五郎 「季節のない街」
...しかもこの空に考えるということが甚だ骨の折れる問題でセッパ詰まった揚句...
夢野久作 「創作人物の名前について」
...此奴(こいつ)は骨の折れる商売だが...
横光利一 「上海」
...この山越えが昼でも男の足に骨の折れること...
吉川英治 「江戸三国志」
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