...その中ほどまで掻いて来るという単純ではあるが子供の身にはやや骨の折れる仕事にとりかかった...
犬田卯 「米」
...なかなか骨の折れる仕事だった...
海野十三 「東京要塞」
...専門家でも骨の折れる...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...ちょっと骨の折れる仕事だけれど...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...とてもこのような骨の折れる小説に取りかかる決意がつかなかったのではあるまいかとさえ思われるほどである...
太宰治 「惜別」
...こんなに骨の折れることなのだらうか...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...ブラウンはつけくわえた……「どうも一番骨の折れるのは...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「古書の呪い」
...しかしながらこれは骨の折れる企てである...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...これくらい厄介な骨の折れる仕事は他にあるまいという...
豊島与志雄 「性格批判の問題」
...それゆえ彼女が私のためになんぞ骨の折れることや気のすすまぬことをしてくれたときには「御褒美(ほうび)だ」といってよく能につれていった...
中勘助 「妹の死」
...骨の折れる二日がかりの出張をしなければならなかったときも...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...骨の折れる徹夜のあとの健康な男たちらしい食欲で彼らがその朝食にかぶりつくときだった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「断食芸人」
...乙平は気骨の折れる士勤(さむらいづとめ)をして肩を凝らすより...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...一 下女下男を召使うは随分骨の折れることにして...
福沢諭吉 「新女大学」
...腰ッ骨の折れるような人足稼ぎが出来るかッてんだ...
山本周五郎 「嘘アつかねえ」
...何の必要があってソンナ骨の折れる虚構(うそ)を巧謀(たくら)むのか...
夢野久作 「少女地獄」
...骨の折れる仕事を...
夢野久作 「焦点を合せる」
...骨の折れることだった...
吉川英治 「平の将門」
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