...黒驪(こくり)となり...
芥川龍之介 「骨董羹」
...驪(くろうま)に騎(の)りて...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...或る日驪山荘(りざんそう)の秦(はた)さんのところで...
中谷宇吉郎 「南画を描く話」
...支那の名馬は、周穆王(ぼくおう)の八駿、その名は赤驥、盗驪、白義、踰輪、山子、渠黄、華※、緑耳で、漢文帝の九逸は、浮雲、赤電、絶群、逸驃、紫燕、緑、竜子、駒、絶塵だ、前者は毛色、後者は動作を主に名の因とした...
南方熊楠 「十二支考」
...あげくの果は驪山宮(りさんきゅう)という宏大もない宮殿の中に...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...驪山(りざん)の荘よ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...一頭の青驪(せいり)にまたがって...
吉川英治 「三国志」
...やがて献公の第二夫人の驪姫(りき)にもひとりの子が生れた...
吉川英治 「三国志」
...驪姫はその子に国を継がせたく思い...
吉川英治 「三国志」
...けれど献公が見るに、正室の子はいずれも秀才なので、驪姫(りき)が讒言(ざんげん)しても、それを廃嫡(はいちゃく)する気にはなれずにいた……」「その申生は、さながら、私のいまの境遇とよく似ております」「――で、驪姫は、春あたたかな一日、献公を楼上に迎えて、簾のうちから春園の景をうかがわせ、自分はひそかに、襟(えり)に蜜(みつ)を塗って申生を園に誘いだしたものです...
吉川英治 「三国志」
...驪姫の髪や襟元へむらがってきました...
吉川英治 「三国志」
...なにも知らない申生は驪姫の身をかばいながらその襟を打ったり背を払ったりしました...
吉川英治 「三国志」
...驪姫にたわむれたものと疑ったのです...
吉川英治 「三国志」
...驪姫の悪は勇気づいて...
吉川英治 「三国志」
...驪姫はそっと供え物に...
吉川英治 「三国志」
...申生は驪姫にいわるるまま父の献公へそれをすすめた...
吉川英治 「三国志」
...ところへ驪姫が入ってきて...
吉川英治 「三国志」
...献公はうまうま驪姫の手にのって申生を殺してしまわれた」「ああ...
吉川英治 「三国志」
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