...実に人間の知力はかくまで進歩するものかと驚歎せざるをえぬが...
丘浅次郎 「民族の発展と理科」
...こうして生き伸びて来たものだと我ながら驚歎の念を禁じ得ないものがございます...
太宰治 「男女同権」
...夫婦は驚歎した...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「封三娘」
...今日でも我々を驚歎せしめることが出来る...
田山録弥 「小説新論」
...哲学のこうした始まりは驚歎驚異からだったと云うのである...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...やがてそれを驚歎し初めた...
豊島与志雄 「土地」
...衆人の賞讃と驚歎とを博せようとするのである...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...君の面を見て僕は驚歎してしまったのだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...たしかに日光の華厳以上だよ」と丸山勇仙がまず驚歎の声を上げる...
中里介山 「大菩薩峠」
...死して死せざる命の力に深く驚歎する美しい発見にあると思います...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...革命的覚醒(かくせい)を促した多くの経済学者たちの驚歎すべき業績について...
柳宗悦 「工藝の道」
...それをあの偉大な光悦(こうえつ)が驚歎したとはいかなることであろうか...
柳宗悦 「工藝の道」
...その背後に打ち続く伝統がなかったらあの驚歎すべき技術があり得るであろうか...
柳宗悦 「民藝四十年」
...確かに当時の農村人を驚歎せしめるに足るものがあったが...
柳田国男 「木綿以前の事」
...二と二とを合するが故に四なりと云ふが如き口調を以て人を説き伏することの如何にも巧なるに驚歎す...
山路愛山 「明治文学史」
...シベリヤの広さに驚歎したのを矢代は思い...
横光利一 「旅愁」
...ルイ十四世時代の栄華を驚歎せずに居られ無かつた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...其(その)技巧の自由を驚歎し乍(なが)ら...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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