...驚歎しているのです...
太宰治 「惜別」
...内心に驚歎(きょうたん)しながら...
ダウィット Jacob Julius David 森鴎外訳 「世界漫遊」
...モンセーニュールによって招集されたこの驚歎すべき会合で...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...しかし一つの驚歎すべき結果をもたらしたと云ってよかろう...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「暗号舞踏人の謎」
...ただ驚歎の色を現わしているのであった...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「暗号舞踏人の謎」
...古代哲人のような驚歎の能力はないに拘らず...
戸坂潤 「友情に関係あるエッセイ」
...衆人の賞讃と驚歎とを博せようとするのである...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...君の面を見て僕は驚歎してしまったのだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...ここまで信用を掴(つか)み得たという手腕のほどは甚(はなは)だ驚歎すべきことでありますが...
中里介山 「大菩薩峠」
...「年とりの豆まきの豆迄こうして袋に入れて三越で売る様になった」と弥之助の母などは三越の屋上庭園に大豆畑でも出来たほどに驚歎して居る...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...短い詩形を活かすに有効な手段をいくらでも持ち合せて居る作者にはただ驚歎の外はない...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...近代科学の驚くべき奇蹟に驚歎した...
平林初之輔 「人造人間」
...大いに驚歎してゐる...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「或女友達への手紙」
...形跡を晦(くら)ましたのが驚歎せられる...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...それは如何なる人たるを問わずまさに抱かねばならぬ驚歎である...
柳宗悦 「朝鮮の友に贈る書」
...沖縄の織物で最も驚歎すべきものは絣(かすり)の類です...
柳宗悦 「民藝四十年」
...その後の人間社会と国際関係のうちにそのまま現われてきたことに気付いて驚歎している...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...驚歎した私踊りながら黒い両足が...
吉行エイスケ 「恋の一杯売」
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