例文・使い方一覧でみる「向」の意味


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...やがて此方(こなた)にひて...   やがて此方に向ひての読み方
泉鏡花 「紫陽花」

...横をいて聽かないふりをしてゐるお鳥をかばふつもりで...   横を向いて聽かないふりをしてゐるお鳥をかばふつもりでの読み方
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」

...といって都へ帰るのも何となく気がかず...   といって都へ帰るのも何となく気が向かずの読み方
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」

...うの方の二階に退散していつたやうでしたが...   向うの方の二階に退散していつたやうでしたがの読み方
近松秋江 「初雪」

...細面の顔を俯けがちに...   細面の顔を俯向けがちにの読み方
豊島与志雄 「運命のままに」

...戸口は街路に開いており(前に言ったとおり)窓は庭の方にいていた...   戸口は街路に開いており窓は庭の方に向いていたの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...俺は聞かん!」ジャン・ヴァルジャンは彼の方へき...   俺は聞かん!」ジャン・ヴァルジャンは彼の方へ向きの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...日本の兵器研究所なんてこうの規模に比べたら...   日本の兵器研究所なんて向こうの規模に比べたらの読み方
永井隆 「長崎の鐘」

...然し僕が一言の失策をしみ/″\と詫びた時にうついた彼の白い膝に涙が三四點煮染んだ...   然し僕が一言の失策をしみ/″\と詫びた時にうつ向いた彼の白い膝に涙が三四點煮染んだの読み方
長塚節 「開業醫」

...偶然と宿を出(い)でて足のくところに任せてぶらぶらするうち...   偶然と宿を出でて足の向くところに任せてぶらぶらするうちの読み方
夏目漱石 「草枕」

...父は彼にかって妹の事をあれこれと尋ねていた...   父は彼に向かって妹の事をあれこれと尋ねていたの読み方
夏目漱石 「こころ」

...が、俯いたまま、何故か堅く唇を噛み締めてゐた...   が、俯向いたまま、何故か堅く唇を噛み締めてゐたの読み方
南部修太郎 「ハルピンの一夜」

...その一他愛も無いんで...   その一向他愛も無いんでの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...この時は七郎から篠谷の噂を聞いてつ肚が立つてゐて...   この時は七郎から篠谷の噂を聞いて向つ肚が立つてゐての読み方
牧野信一 「南風譜」

...つちばり  土針万今名 れんげさう(まめ科)其歌吾屋前(やど)に生(お)ふる土針(つちばり)心従(こころゆ)も想(おも)はぬ人の衣(きぬ)に摺(す)らゆなトアルガ之ヲ倭名鈔ニハ王孫ニ宛テ沼波利久佐(ぬばりくさ)此間ニ云豆知波里(つちはり)トシテアルヲ古名録ニ益母草苗也今名めはじきのわかなへト云ツテアルガ一其要領ガ得ラレヌ...   つちばり  土針万今名 れんげさう其歌吾屋前に生ふる土針心従も想はぬ人の衣に摺らゆなトアルガ之ヲ倭名鈔ニハ王孫ニ宛テ沼波利久佐此間ニ云豆知波里トシテアルヲ古名録ニ益母草苗也今名めはじきのわかなへト云ツテアルガ一向其要領ガ得ラレヌの読み方
牧野富太郎 「植物記」

...たごうべからず――」と袁紹はただちに一軍を迎えに差けて...   たごうべからず――」と袁紹はただちに一軍を迎えに差向けての読み方
吉川英治 「三国志」

...でんと太鼓腹の恰幅(かっぷく)をけてみせた...   でんと太鼓腹の恰幅を向けてみせたの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...ふり顧(かえ)る二人の前へ、その仲間僧は駈けて来て、まず、お小僧にい、「オイ清然(せいねん)、おまえは一体、お客様をご案内して、どこへ行くつもりじゃ」「中堂まで行こうと思って」「なにしに」「お客様が、毎日観音様を彫っているでしょう...   ふり顧る二人の前へ、その仲間僧は駈けて来て、まず、お小僧に向い、「オイ清然、おまえは一体、お客様をご案内して、どこへ行くつもりじゃ」「中堂まで行こうと思って」「なにしに」「お客様が、毎日観音様を彫っているでしょうの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「向」の読みかた

「向」の書き方・書き順

いろんなフォントで「向」

「向」の英語の意味

「向なんとか」といえば?   「なんとか向」の一覧  


ランダム例文:
身のふりかた   偶然的な   具体化される  

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